拙作「替え玉お嬢様は魔法がつかえない」が、角川ビーンズ小説大賞の一次選考を、なんと通過しておりました。
びっくりです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093073725168717嬉しいのは間違いないのですが、それと同じくらいに通過した理由ってなんだろうな、と。
以前の近況ノートにも書いたのですが、この作品は最近の流行完全無視、恋愛要素は炭酸の抜けきったコーラレベルでほぼなし、異世界ファンタジーなのにいきなりSF要素が入ってくるので……。
少女小説の範疇にギリ入ってたと見なされたのかな。
プロットに大きな破綻がないように頑張ったので、そこなのかな。
何にせよ、一次を通過したのは嬉しいです。
何となくですが、1、2週間程で二次選考の発表がありそうな気がしております。
以下、めちゃくちゃ自分語りをします。
私が小説を初めて賞に応募したのは2009年のことで、一次通過は今回が初めてです。
それまではすべて選外に終わってました。
毎年長編や中編を完成させてたわけではないし、5、6年くらい賞に応募出来てない、ってこともあったし、仕事で白目むいてたり体調崩したりとか、いろいろあったんですが。
遅筆で下手くそで、それでもプロをなぜか諦めることができず、苦しんだ期間がわりと長かったのです。それでも「前より多少上手くなってる?」と気付いたタイミングが何度かあり、それは嬉しかったですね。
書かないよりかは、書けるまで書き続けてみよう。たぶんあと数年でエネルギー切れるかもだし、なんて決意を持ちながら、己に負担を書けないように気をつけながら書いてました。
だからなんというか、このタイミングで一次通過したのが、とても不思議に感じます。
あ、他の上手な人や速筆な人と比べたらダメですよ!(笑) 比べるのは過去の自分とだから!!
どんなにささいなことだろうが、過去に山を越えた自分に注目してあげる。これが大事だと思います!!
自分語り長いので、この辺でやめます。
KADOKAWAさんが大変なタイミングでいつ一次発表されるのか気になっておりましたが、発表ありがとうございます。
来年応募したい賞があるので、その締切までに作品を書くのが今後の目標です。
他のコンテストも気になるけど……余力あればやりたいけども。
とりあえずは長編を頑張ります。