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結局わたしはわたしだった

「【新版】神の一皿は勝利を約す」、3章9話「ふたりだけの戴冠」を更新しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818093089098193753
アメールことルネは、己が過去と犯した過ちについて語る。しかしそれは、エティエンヌを揺さぶるための布石だった。
ルネはエティエンヌに告げる。彼もまた、昔の自分と同じなのだと――


というわけで、なんとか更新間に合いました!!!!!

最終版が完成したのが16時半くらいでした。毎日の定期更新時刻が17:11なので、ぎりぎりにもほどがありますね……。
文字数が4000字の壁を大きく超過してしまいましたが、調整する余裕が流石になかったので、すみませんが大目に見ていただけますと幸いです。

以降は、いったん4章3話までストックがありますので(本日更新分の内容と整合性をとるために若干調整必要ですが、そんなに大きな変更にはならないはず)、ちょっとだけ余裕ができました。
ひと息つきましたら、次回近況ノートにてレビューコメントの御礼を書かせていただこうと思います。遅くてすみません。
応援コメント返信は、これから順次お返ししていこうと思います。


というわけで、大変ギリギリ進行だった3章9話。
良い話になったかどうかは自分で判断つかないのですが、ひとつ強く感じたことがあります。

「これ、もしかしなくても『笑顔のベリーソース』と同じ話なんじゃないか……?」

テーマとかいう大上段なものとは違う気がするのですが、作中に強く表れている、登場人物の価値観というか死生観というかそこらへんが「笑顔のベリーソース https://kakuyomu.jp/works/16816927861260911907 」とおもいっきり共通してる気がするのですよね。

ネタバレというほどネタバレでもないと思うので、直に書いてしまうと「自分の本当の価値を理解してくれる相手」への強烈な渇望ですね……。それさえあれば他は何もいらない、というレベルでの苛烈な欲求。
ベリーソースは真正面からそれにまつわる話でしたが、もしかすると神の一皿も、根っこのところではそれにまつわる話なのかもしれないな……と、3章9話を書いてみて強く思いました。

ひょっとすると、これが私の「書きたいもの」のコアなのかもしれません。
ぱっと見は違う話でも、どんどん掘り下げていくと、常にそこにたどり着いてしまうような根っこ。

とすると何を書いても、結局わたしはわたしにしかならないのかもしれません。
これが私の特徴だとするなら、どう付き合っていくのがいいのか。
カクヨムコンが終わったあたりにでも、ゆっくり考えてみられればいいな、と思います。

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