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アマチュアの特権、そしてメタルキング

運命の恋コン、断念しました。


今日は休日出勤の振替で休みを取っていたのですが、まったく手が動きませんでした。
脳内が、仕上がったばかりのカクヨムコン9用プロットでいっぱいになっていて、そちらに思考のほとんどを持っていかれています。

なんとか進めようと思っても、出だしとオチは明瞭に頭にあるものの、途中ヒーローとヒロインが接近してくっつく部分がうまく流れてくれず……恋愛ものの醍醐味のひとつに、二人の距離感の揺れ動きもあると思うので、そこがイメージできないのは致命的です。
この状態で書き上げたところで、中間は万が一通れたとしても、最終突破はまず無理でしょう。
と考えると、現状で書き進める意義が見いだせなくなりました。

そんな次第で、アマチュアの特権「書きたくないものを書かなくても誰も困らない」を行使するに至った次第です。
仕事じゃないからこそ使える、強力な特権ですね。
それに、今書くのをやめたからといって、ネタ自体が没になったわけではないですから。いつかまた、気が向いた時に仕上げて別のコンテストや公募に出す道もあります。
Sの遺産、無駄にはしたくないので、将来なにかあった時には引っ張り出してくるつもりでいます。


ともあれ。
これで、10月の予定として考えていた諸々のうち、完成できたのは「monogatary.com用文芸短編」「カクヨムコン9プロット」の2つだけとなってしまいました。
これは、元々の計画に無理があったのもありますが、それ以上にカクヨムコン9用長編の内圧が強烈すぎるせいだと思っています……。
これを書いて出してやらないと破裂して死ぬ、くらいの感覚がひさびさにあります。
(二次も含めたこれまでの創作人生で、過去2回くらいありました。これで3回目)

そしてこういう話って、完成できた時に書き手経験値が爆上がりするんですよね……自分で体感としてわかるくらいに。
いま、メタルキングを捕捉できている感覚があります。自分から退却しないかぎりは、そこにいてくれるメタルキング。
確実に仕留めてやりたいと思っています。
他の予定の大半を犠牲にして挑む以上、得られるものは残らず得たい。成果物も、書き手としての経験値も。

カクヨムコン9開始まであと37日。できればそれまでに、最後までの初稿を上げてしまいたいですが……
明日書けるようなら明日から、無理そうなら今週末から、着手しようと思っています。

カクヨムコン9用長編。
間違いなく、今の自分の総力を叩き込んだ話になります。
公開の暁には、お読みいただければとても幸いです。

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