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『ノックの音が』あとがき

星新一は中学の頃に読んだきりで、正直あんまり印象に残っていません。

アイデア小説は家電みたいなもので、作られた当時にはとても斬新であったとしても、40年50年後の製品と比べられるとどうしても見劣りがします。

博士の発明品、悪魔との取引、夢の新薬、タイムマシンといった当時は斬新だった設定も、今となっては使い古されて陳腐なものにしか見えないのです。

星新一がいかに偉大であってもこればかりは仕方がない。

そんな彼に敬意をこめて。

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