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『ハヤシタテマツリ』あとがき

何が困ったってサブタイトルですよって。
ヒロインごとの曲名をサブタイトルにしてるでしょ?

でも当初はこんな長編になるとは思ってなかったからさあ、
曲名=サブタイになるなんて、考えてなかったわけで。

しまった~と思ったね。
そんなわけで玄武リカ編『ハヤシタテマツリ』でした。

リカちゃんて、子役時代からずっと
ひとりで演ってきたんだよね。

だから『仲間と一緒』に演るのが不慣れで、
本人は意識してないつもりでも、実はすっごい意識してて。

そういうリカちゃんの未熟・未完の部分が、
上手く出せたんじゃないかなーと思ってます。自分で。

たとえNOAHが活動を終了しても、
リカちゃんは頑張り続ける…そんな未来が、
書いてる私にも見えた気がします。

ほらリカちゃんって、技術面は仕上がってる子だから。
じゃあ欠けてるのはどこだ? ってことで、
こういうお話になったわけ。

そうそう、このお話は次の杏編と並行する作りになってます。
リカちゃんが悩んでる時、杏ちゃんも悩んでて…。

このふたりが壁を乗り越えることが、
NOAHが大成する絶対条件かなあ、と。

もちろん奏編や咲哉編も色々考えて書いてるんだけど、
このリカ編・杏編は気合が入ったというか、
逆に気負ってしまったというか…まあ。

次の杏編でNOAHのお話は一段落するんですけど、
アイドルたちのお話はまだまだ続きます。
今書いてるのを足して…210万字くらい?

ぼちぼち更新していきますんで、
気長にお付き合いいただければなー、と。

番外編も用意してるよ!
今度のはPが妹たちを…げふんげふん。

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