• 異世界ファンタジー

【登場人物】ケルアディード郷、ケラー三姉妹

●ケルアディード郷、ケラー三姉妹
 

ナナイ・ケラー
 ケルアディード郷の氏族長であり、“神弓の射手”とも、“竜血の使い手”とも呼ばれるダークエルフの女性。
 筋肉質でスマートな体型。長い金髪を後ろに流している。
 若い頃に各地を放浪し様々な経験を積んで居るらしく、子であるレイフ曰わく、「保守的で悲観的になりがちなダークエルフらしからぬ行動派」。
 帝国風の浴場を郷内に作ったり、時たま勝手に旅にでてしまったり、東方に住む人間のヤハル人の男性と子を設けたり等、氏族長となってからもかなり自由に生きている。
 ガンボンとして転生した“俺”の印象としては、「まるで絵に描いたような転生チート無双系っぽい」キャラ。
 弓の名手で短刀の二刀流も使う肉体派だが、同時にケルアディード郷の特産品である魔法の道具を作る付術の使い手でもある等、意外な面も。
 
マノン・ケラー
 ナナイの妹で、ケルアディード郷の外交官として、他の郷との交渉役を勤める。
 痩せ型のナナイや他のダークエルフに比べて肉付きが良く、栗色でふんわりした髪を肩口まで伸ばしている。
 仕事に関しては有能とのことだが、その反動からか酒に弱く、ガンボン曰わくの「酒乱」であり、アランディ曰く「仕事の場以外では子どもっぽい」。
 浴場で偶然混浴状態になった際に、ぷにぷにお腹と言って絡んで来たが、翌日にはすっかり忘れていた。
 息子にトリアー、娘にスターラが居るという二児の母。
 
ガヤン・ケラー
 ナナイ、マノンの妹で実年齢は60歳代と、人間社会で言うと20代前半くらいの若手呪術師。
 口数が極端に少なく、黒髪色白で痩せて小柄。
 ガンボンを召喚した幻獣に乗せて甦生現場へと連れて行き、呪術を使い過去の記憶の一部を蘇らせたりした。
 姉二人曰く、「極度の人見知り」らしいが、ガンボンに対しては比較的好感を持っているのか、ガンボンが使節団と共にモンティラーダ郷へと向かう際には、お別れの贈り物として首飾りを送っている。
 尚、ナナイ以下の三姉妹は、それぞれ父親違いの異父姉妹だが、母系社会で稀人信仰のある闇の森ダークエルフ達の中ではさほど特別な事では無いらしい。
 
 

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