• 異世界ファンタジー

【登場人物】ガンボン・グラー・ノロッド

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ガンボン・グラーノロッド
 

 オーク戦士としてこの世界に甦った、“俺”。
 基本的にはのんきで怠け者でだらしない性格。死亡からの異世界転生という異常事態にも、レイフの助けもあったとは言えまったりと順応してしまう。
 自認するくらいに「豚みてぇ面」をしてはいるが、「本当に豚そのものの顔をしている種族のことを、豚“みたい”な顔をしている、とは表現しない」というレイフの言の通り、決して豚そのものの顔をしている訳ではない。
 オーク戦士としては肥満体だが小柄で、ボサボサで手入れもしていない長い白髪。
 理由は不明ながらオーク城塞から|追放者《グラー・ノロッド》として扱われた過去があり、額にはその証としての入れ墨がなされている。
 また、“現代日本に生きていた俺”としては柔道を学んでいたらしく、夢の中で垣間見た前世の記憶では、何等かの事故により同じ柔道仲間の友人に下半身不随になるだけの大怪我を負わせてしまい、そのことをキッカケに引きこもりになってしまったらしい。
 
 この世界においては、同じ転生者であるレイフと仲良くなり、ダークエルフ達に保護され数週間を過ごす。
 アランディ隊長曰わく、「体格の不利を戦術の工夫でカバーしている」らしく、戦士としては「それなり」の実力との評価。
 他にも初歩的な簡易魔法や、エルフ語や人間の公用語である帝国語等を学んで居る、呪いの指輪を填めている等々、何気に謎が多い。
 

 

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