他人様のファンタジーを読んでいると、こう、むくむくと、新作を書きたい意欲が出てきます。
物語の世界にのめり込んでしまうようなお話に出逢うと、特に。
ということで、書き始めました大地の歌声。
あらすじを書きますと、精霊や、神と意思を交わし、神と人を繋ぐ橋渡しをするタルパーダ。
そのタルパーダである主人公のアルマは、ある日のこと、グシという小さな村に招かれました。
「初夏だというのに雪が降る。このままでは、実りの無い秋を迎えてしまう」
村長に寒避けの呪いを頼まれたアルマは、グシに留まる寒の精霊を呼び出した。けれど、呼び出した精霊から、アルマはとんでもない話を聞かされて……?
というところから、お話は始まります。
神と精霊、そして人の織り成すファンタジー。現行の長編ファンタジー鉄の翼とは違い、ファンタジー色の濃い物語になっております。
内容も、伏線たっぷりの鉄の翼とは違い、難しい設定などは織り込まず、難しく考えなくても分かるようなストーリーを展開してゆきたいと考えています。
まだ冒頭ではありますが、こちらも楽しんでいただけたら嬉しく思います。