史実に基づいたエピソードを綴るのが「歴史小説」で、ある時代を舞台に全くオリジナルのエピソードを展開させるのが「時代小説」なんですって。
私が好んで読むのは「時代小説」なんだけど、「歴史小説」も読む。
そもそも、根がミーハーなので好きなものを追いかけるだけで、あまりカテゴリ分けとか考えていないのです。
何で急にそんな話を持ち出したかと言うと、これですよ。
これが私の歴史時代小説!~WEB歴史時代小説倶楽部project vol.1~
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054882961512この自主企画にこっそり乗っかりたかったのです。
主催者様を訪ねてみたら、ノートを開いていらっしゃらなかった。
(正確には、コメントを受け付けていらっしゃらなかった)
だから、勝手に、断りもなく、乗っかって大丈夫なんだろう。
(大抵の企画はそうですが、いつも一応ご一報させていただくのです、私)
募集要項を拝見すると、すごくお優しい。
これはいける。絵師か芳野で。
今の「人外レストラン」のお話が完成したら、泡沫を手直しして企画に乗っかろう!
(あ。ちなみに、完成しました。読んでくださったら嬉しいです)
そう、目論んでいた訳です。
ところが。
そこに立ちはだかったのが、こちら。
『狂愛烈花』 氷月あや さま。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882966806元々引き合いに出すのもおこがましい、私とは違う次元で考え、書いていらっしゃる方です。
作品が素晴らしいのはもちろんなのです。
読みながら、唯々感嘆するばかり。
でも、私が打ちひしがれたのは、作品が素晴らしかったからではありません。
構成も文章も言葉の選び方も、魅せ方総てが素晴らしいと思った。
レビューが書きたかった。
なのに!
私は、細川忠興という人物が嫌いなのです。
何回書き直しても、「忠興嫌い」って書いちゃう。
何なの、私。
以前「光源氏嫌い」って、レビューに書いたことがあります。
でも、光源氏と細川忠興では、伝わり方が違う気がする。
考えて考えて、結局レビューが書けなかった私。
情けない……
それで同じ舞台(企画)に乗っかるつもりか。恥ずかしい。
それで何が言いたいかと言うと、
『狂愛烈花』すごく好かった。
って、いうこと。
もし、私のレビューから作品探してくださっている方がいらしたら、是非読んでみてください。
ヘタレで星しか付けられなかったけど、星10個くらい送りたいほど好きだった。
ただね。
忠興が嫌いなの。
何で嫌いかは、読めば分かるよ。多分。