※すみません、前半自分語りです。
「いいから活動方針だ!」と言う方は「黒丸(●)」が出てくるあたりからどうぞ。
「作家デビューしたい」と、ぼんやり思い続けてきました。
でもきっと、真剣に創作を仕事にしようとしたことは1度もありませんでした。
ロクに市場分析もせず本や映画で頭も耕さず、やってきたことといえば惰性で推敲もせず続けている1日1000字程度の小説の連載だけ。
なくなっていく書き溜めのストックに負われるようにプロットをその場で考え、日々ギリギリのギリギリ(気付いていた人も沢山いらっしゃったと思いますが、23:59に投稿している日のどれだけ多いことか。。。)に辛うじて更新だけする日々。
プロットのストックもなくなった2021年はそれすら守れず、「今日はもういいかな」で1日1000字さえ書かない日が多くなり。
更新をお休みした回数が2020年の倍以上(3倍?4倍??)であるのは、活動報告をさかのぼればいっそあからさまです。
挙句の果てには積み重なっていくお休み報告をまた重ねるのに耐えられなくなり、その日の24時を過ぎて更新しても「寝るまでは『その日』だからいいでしょ」くらいの気持ちで更新が遅れる報告さえしなくなった。
ナメてんですよね、「創作を仕事にする」ってことを。
軽視してんですよね、読者を。
(そしてそれは人生もだったので、この年末年始は修羅場となってしまったワケですが…そんな話は置いておいて)
なので月並みな言葉ですが、心を入れ替えます。
2022年の目標は、「商業作家を目指して動き尽くす」ことです。
はっとりおきな、「お金のやり取りが発生する作家」をちゃんと目指します。
そのために大きな決断をしました。
現在連載中の『こんなにも行きたかった異世界』を、進行中の第3部完結を区切りに「更新停止」と致します。
理由は単純で、「新人賞に応募する・もっと読者を集められる作品を書く時間を作る」ためです。
4年近く連載して、ようやく現在の評価。
『リゼロ』であれば、連載から2年で書籍化。
どなたとは言いませんが、同じ無名の立場から始まったちょっとした知り合いの作家さんは、この4年の内に新人賞を受賞、その後『小説家になろう』では日間1位を長期間キープし続け、現在では複数の出版社から複数タイトルを出版。
その間、私が「作家」になるためにできたことは、2016年に新人賞に一本応募し、最終選考落ちしたことだけ。
あとはずっと『こんなにも』の連載に時間を使っていました。
キビしい言い方になりますが、『こんなにも』はもう時間が経ち過ぎている。
「結果」は出ていると言ってもいいでしょう。
今後『こんなにも』の連載が「作家」につながるとは考えにくい。
故に1度切ります。
そして別の作品を書いて書いて書きまくって、新人賞にちゃんと応募します。
なので『こんなにも』第3部完結以後は、毎日の更新は無くなります。
無くなりますが、
・新人賞に応募する物語
・コンペ等に出す短編・中編
は、出来上がり次第「毎日更新という形で」少しずつ、出していこうと思ってます。
そうした方が、より人の目に留まることだけはこの4年間でハッキリ分かりましたので…
なので、ひとまず直近の活動としましては以下の通りです。
●第3部完結まで、『こんなにも行きたかった異世界』をこれまで通り毎日連載します。
●第3部完結後は、『こんなにも行きたかった異世界』の連載を停止します。連載再開の予定は現時点ではありません。
●応募する新人賞を明確にし、そこに向けて別の作品を創ります。
……といった感じです。
どうぞよろしくお願いします。
『こんなにも行きたかった異世界』の更新を楽しみにしてくださっている皆様には大変申し訳なく思っています。
ですが私が作家としてより強くなって身を立てるため、そして何よりこの先で『こんなにも行きたかった異世界』をちゃんと完結させるため、一時のお別れとさせていただきます。
もし、『こんなにも』だけでなく「はっとりおきな」の作品をこれからも読んでいただける方がいれば、これほど嬉しいことはありません。
2022年、おみくじは大吉でした。
本当の「スタート」の年にしたいです。
まずは『こんなにも行きたかった異世界』第3部を、よろしくお願いします。
はっとりおきな