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ヒイラギの何か

毎年この時期になると、「ヒイラギの何か」を買いたくなります。何かって、何だよって話ですが、それは私にもわかりません。何かです、としか。たとえばヒイラギのリース、ヒイラギ柄のクッションカバー、アクセサリー、食器、手袋……とにかく、ヒイラギの何かです。ただヒイラギなら何でもいいわけではなくて、私の心にぐっとくるものでなければなりません。これが見つからない。だから我が家にはまだヒイラギの何かは一つもないのです。

先日、ヒイラギのクッキーの抜き型を見つけまして、「これだ!」と思ったのですが、数日考えてみて、やっぱり違うのでは? 私が真に欲しているヒイラギはもっと別の物では? と思い直したので、買いませんでした。


冬の気配を感じると「ヒイラギの何か」を探しだすようになって、今年でもう4年目です。
こんばんは、ゴオルドです。

なかなか見つからないな-。でも妥協はしないのだ。簡単に見つからないものを探し続けるのもまた楽しいものですから。あまり気が乗らない外出をしなければいけないときも、偶然ヒイラギの何かと出会えるかもしれないと思えば、目覚まし時計をセットするときの気持ちもちょっとは明るくなるというものです!


話はかわって。
カクヨムコンに出せそうなエッセイを考えてみましたが、カドカワさんが求めてるものは出せそうにないなと改めて思ったので、もう好きに書くことにしました。要するに通常運転ですよ!
で、職場でいびられた時の愚痴みたいなやつをですね、書いて公開する予定でおります。そちらは実話にかなり手を加えて、要するにフェイクを入れて、身バレに用心しながらやっていこうと思います。どの程度フェイクを入れるかで悩み中~。

5件のコメント

  • ゴオルドさん、こんにちは。エッセイにも遊びに来ていただいてありがとうございます!

    ヒイラギ、調べてみたら、冬の訪れと共に花咲くから「柊」と書くんですね。
    花言葉は棘から邪気を払うものとして「あなたを守る」
    これで一本お話が書けそうなくらいですね……!

    何かに憑りつかれたように「あるもの」を探し求める気持ち、私もわかります。
    ビビッ!とくるものが見つかるまで、妥協はできないんですよね。
    ゴオルドさんの追い求めるヒイラギが見つかる事を願っています!

    お仕事小説、是非読んでみたいです。上手くカモフラするのって、色々大変かと思いますが、応援しております。
  • 「何かに憑かれたように」そうそう!そうなんですよ~!まさにそうなんです。今時期からクリスマスにかけての時期は探しまくりです。

    柊のイメージから生まれたお話は、なんだかロマンチックな物語になりそうですね。素敵! 胸がしめつけられるような切ない、でも綺麗な恋の話とかかなあ? 

    そういえば、柊って金木犀や銀木犀の仲間らしいですね。仲間なのに、どうして一人だけあんなにトゲトゲに育ってしまったんでしょう。なんか過去に嫌なことでもあったんでしょうか。花の香りは似ているのにねえ。不思議だなあ、面白いなあって思います。

    カモフラする、なるほど、そういう言い方もあるんですね。カモフラ頑張ります。
  • ああ~、済みません、柊について間違いを書いてしまいました。
    ネットで調べたところによると、キンモクセイと仲間なのは、節分に鬼を払うほうのヒイラギでした。私が探し求めているヒイラギは、クリスマスに悪魔や妖精よけになるほうのセイヨウヒイラギです。

    植物としては別物みたいですね。何年も探し回っているくせに、ヒイラギのことを実はよく理解していないということが判明いたしました。何ということだ!
  • 一口にヒイラギと言っても色々あるんですね…
    植物の世界は奥深い!!
    クリスマスの方のヒイラギは、可愛らしい赤いぷちっとした実がついてる方ですよね。それは私も間違っていないはず…!(笑)



  • ヒイラギ……奥深い……好き……!
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