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https://kakuyomu.jp/works/16817330661500156606/episodes/16817330666023416698
エミリーにとって、「風」は最も大切な友人の一人でした。
エミリーの詩には、「風」が実に頻繁に登場します。第11章の『夜の風』もそうでしたし、第12章の詩でも今回の詩にも「ため息をつく風」が重要なモチーフになっています。
ハワースの荒野に立つと、冷たい、かなり強い風が、絶えることなく、見渡すかぎりの荒野を渡っていくのを見ることができます。その風は、何か不思織に新鮮で、強いけれどまっすぐで淋しげで、まるでもう一人の自分のように風を愛したエミリーの気持ちがよくわかる気がします。

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