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「法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 野球と海と『革命家』」更新しました!

最新話『第164話 遼州同盟の内部事情』更新しました!
茜は車にかなめと誠を乗せると話を始めた。
法術対策は各国で進んでいた。
ただし、それは各国の自国優先の色が鮮明で同盟司法局への協力の色は見えなかった。
ここ東和も一都三県を捜査範囲とする法術専門の捜査機関などを設立したものの、派遣した捜査官は茜とその部下一名だけだった。
あまりにも舐められている同盟機構にかなめは怒りをぶつけた。
そして法術研究の総本山である遼帝国へかなめの怒りは向った。
法術を国内では普通に使用していた遼帝国なら法術師を育成可能な教官くらいすぐに派遣できるはずだとかなめは言った。
茜はそれに対し、茜の父である嵯峨と遼帝国の現在の最高実力者である宰相ブルゴーニュ候の確執がその背後にあると指摘した。
国民の安全より政局を優先する国々の対応にかなめは怒りを隠さなかった。

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