最新話『第143話 頼りにならない護衛』更新しました!
尾行者が追いついた『スカイラインGTR』には人気が無かった。
慌てる尾行者の背後からかなめ達は銃口を突き付ける。
脅されても沈黙を守る尾行者をアメリアは足に二三発撃てば正体を話すと物騒なことを言い出す。
かなめは誠に嵯峨から渡された剣の試し切りにちょうどいいと言った。
さすがの尾行者もここで自分達が甲武海軍の情報部のもので、襲撃では無く護衛が目的だと言う。
父親の差し金かと確認するかなめにこれは海軍大臣の指示だと答える護衛者。
アメリアはこの程度では役に立たないとこき下ろし、かなめはこんなのなら断ると言い切った。
アメリアはせめてかなめの妹かえでくらい強くなければ意味が無いとかなめを冷やかした。
キレたかなめはアメリアの手を灰皿代わりにしようとした。
アメリアはそんなことを言っても『特殊な部隊』にかえでが配属になる日は近いと言った。
かなめはその話に絶望の表情を浮かべた。