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『第1回 角川武蔵野文学賞』に応募しました。

2021.07.26
この近況ノートで紹介している短編小説『ピレネーの城』は現在非公開です。
読んでくださった方、ありがとうございました。


2020.08.05

『第1回 角川武蔵野文学賞』に応募しました。
角川武蔵野ミュージアムのオープンを記念して始まった賞のようです。

参加にあたり角川武蔵野ミュージアムについて調べさせていただきましたが、創設にそうそうたる顔ぶれの著名人が参加されていると知って驚きました。
公式サイトの特設ページ『musashino50』の動画がとても興味深かったのでお勧めです。

角川武蔵野ミュージアムの外観は「大岩を削ったような」印象で、まさに度肝を抜かれました。

さて、ミュージアムの外観の画像を見た私が思い浮かべたのは、ルネ・マグリットの『ピレネーの城』という絵でした。
マグリットといえば『大家族』が一番有名でしょうか。
一番好きな画家なのですが、恥ずかしながら『大家族』しか作品名を覚えていなかったので、これを機会にいくつか覚えることにしました。やはり人気は『光の帝国』でしょうか。『白紙委任状』『恋人たち』『誘惑者』なども見覚えがあります。

マグリットといえば、『ピレネーの城』について「空想によって岩の上の城に入ることができる」と語ったそうです。
https://www.artpedia.asia/the-castle-of-the-pyrenees/
このあたりもまた、作品のコンセプトのひとつにさせていただきました。

ミュージアムやマグリットのことばかりではなく武蔵野のことも書かなくては、と思い調べてみると、狭山丘陵という地区が「トトロの森」という愛称で親しまれていると知りました。
『となりのトトロ』の舞台のモデルになったのがまさにこのあたりになるそうです。
ジブリ美術館が東京都三鷹市にあるので、近いような、遠いような。

もちろん国木田独歩先生の『武蔵野』も拝読させていただいたのですが、やっぱりレベルが違う……。こりゃあ教科書に載るわけだなぁ……としみじみ思いました。

そういったあれこれを調べているうちに、「大岩」「建築」「絵画」「シュルレアリスム」「マグリット」「海」「武蔵野」「国木田独歩」「日常の不思議」などという私の好きな要素がたっぷり詰まった一作になりました。

ぜひ、この不思議な作品の雰囲気をお楽しみください。



【参考サイト】

●小説『ピレネーの城』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918124425

●第1回 角川武蔵野文学賞
https://kakuyomu.jp/contests/musashino_bungaku/detail

●角川武蔵野ミュージアム
https://kadcul.com/

●musashino50
https://kadcul.com/musashino50

●Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典
https://www.artpedia.asia/ren%C3%A9-magritte/

●国木田独歩『武蔵野』 青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000038/files/329_15886.html

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