• 現代ドラマ
  • 詩・童話・その他

タイトルのつけかた

2019.12.02 (この記事を)大幅に書き直し

引き続き、投稿作業を進めています。
各エピソードのタイトルを考えるのは、楽しくもあり、難しくもあります。
そこで今回はタイトルについて考えてみました。


●タイトルをつけるときの注意点
私がどのようなことに注意しながらタイトルを決めているかを書き出してみました。

・エピソード中のシンボルやキーワードから抽出
・話の内容がふんわりと想像できる
・かつネタバレにならない
・長過ぎない(長いとカクヨムでは途中までしか表示されない)


●理想的なタイトルの要素
また、下記の点がクリアできているのが理想的だと感じます。

・印象に残るタイトル
・読みやすく覚えやすいもの
・読者が一部を読み返すときに、目的の箇所を探しやすいタイトル
(「第一の街」「第二の街」「第三の街」などでは探しにくい)
・想像力を膨らませるもの
(「屋敷」ではなく「古い屋敷と老女」にすれば読者は老女の暮らしぶりを想像する)
・読者の興味を引くタイトル
・インターネットで検索した時に自分の作品がトップに出てくる


●読者の興味を引くタイトルとは
興味を引く要素として、次のようなものが考えられます。

・興味を引くキーワードを入れる
(例:謎、幽霊、美女、冒険、動物、体験談など)

・あべこべな言葉を組み合わせる
(例:漫才をする墓石、など)

・先の展開が気になる言葉
(例:空からヒトデが降る日、など)


●個人的に好きなタイトルの付け方

・キャラ名をそのままタイトルにする
・作中のセリフを使う
・作中の文章を抜粋して使う
・作中でキーになるアイテムを使う

人名やその人を象徴する言葉が使われているタイトルが好きです。
登場時でもいいですが、その人物の転機になる回に使われているとグッときます。

今連載を準備しているお話にも、まさにキャラの名前が使われている章がありますが、そこは絶対にそのタイトルでないといけません。彼のアイデンティティに関わる重要な転機だからです。


●おわりに
これらはあくまで自分用のメモなので、必要であればタイトルの付け方について研究しているサイトを探したほうがいいかと思います。
また、例に挙げたものはあくまで考え方のひとつです。
結局のところ「傾向はあれど正解はない」といった結論になりそうです。その中からひとつのタイトルを選ぶ作業もまた物書きとしての個性を示す機会だと考え、楽しんでいきたいです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する