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『あのね。』⑩アップしました。

連休、どこへ行く予定もないので、毎日、家事とパソコンの前に座るか、DVDを見るかの日々で。
これは、私にとって最高の贅沢だ。

思えば、子どもの頃から、あまり出かけなくても平気だった。
近所の子たちが、みんな集まって外で遊んでいても、一人で本を読んだり、工作をしたりしている私に、母は、「みんなお外で遊んでるで、あんたも行っといで」と声をかけたものだ。
なぜ? みんな外で遊んでるから? なぜ私まで外に?

当時の大人たちの間では、子どもは外で元気よく駆け回って遊ぶもの、という考え方が一般的であったように思う。一人でお家にこもっている子は、子どもらしくない、と思われていたような気がする。人付き合いが出来ない子になる、と心配されていたのかもしれない。

子どもの頃の私にとって、最高の休日は、朝から晩までどこにも行かず、家で本を読んだり、ぼ~っとしたりして過ごすことだった。
本の中の世界で、楽しく遊んでいる私をむりやり外に引き出そうとする声かけに、どれだけ腹が立ったことか。

歳をとっても、人間の本質的なところは、何にも変わらない。相変わらず、どこへも行かず、機嫌よく家にこもっている。子どもの頃と違うのは、読書に加えて、DVDみたり、パソコンに向かったりする、というところだ。









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