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マスクを忘れて。

早朝の24時間営業のスーパーに出かけた。ほとんど誰もいないから、気持ちよく買い物できる。

店に入ろうとして、マスクを忘れたことに気づいた。
いつも出かけるときは必ずしてるし、カバンの中には予備が常時2,3枚は入っているのに。なぜか今日は予備すら見当たらない。なぜだ。

やむを得ず、入店する。

品出しをしているスタッフの人以外はいない状態の店内だったが、やがて、人が少しずつ増えてきた。
ほぼみんなマスクをしている。
大急ぎで買い物を済ませて、店外へ出ると、すれ違う人たちもみんなマスクをしている。

みんな花粉症?

一瞬そう思ったが、やはり、コロナ禍の名残りなのか、いまだ警戒態勢なのだろうという気がする。
百日咳もはやってるというし。

マスクが万能ではない。そんなことはわかっているけど、せめてマスクをつけることで対策をしている気持ちにはなる。

以前ほどコロナが大きくクローズアップされることはなくなってはきたけれど、今日出会った人のマスク率の高さに、コロナの残した大きな影響をあらためて感じた。

前の日常に戻ったように思う日もあるけれど、やはり、前とは変わってしまったのだ。同じではないのだ。そう思った。



4件のコメント

  • 私の暮らす地域では、マスクの有無は半々くらいでしたが、花粉症の季節に入ってからはまた増えた感じです。あと、医療機関ではやっぱりマスクをするよう言われます。
    小説の中で、マスクをするのは顔を隠す意味があるのかないのか、思わせぶりな伏線に利用できたりするのは便利かもしれない、とポジティブ(?)に考えています(???)。
  • やはり変化は残っていますね。

    ただ、周囲への配慮として着用する人もいるでしょうし、この時期は海外からの観光客も多いですからね。

    どんな病気があるか分かりません。
    混雑する場所では警戒した方が良さそうです。
  • 三奈木さん、確かに医療機関では変わらずマスク装着、ですよね。花粉症シーズンも確かに多くなりますよね。
    私も、年中何かに反応する花粉症持ち?なので、人一倍マスク使用率は高い方だと思いますが、コロナ禍以降、いっそう、マスクに頼るようになった気がします。顔が半分ほどかくれている安心感?がすっかり自分に定着してしまっています^^;
    たしかに、マスクも小説の中の心理描写や人物描写の小道具になりますよね。
  • 神霊刃シンさん、そうですよね。全部元通りに戻ったわけじゃない。折に触れて、それを感じるときがありますね。
    電車やバスに乗るとき、人混みへ出かけるときは必須ですよね。
    病気もグローバル化?してきているのか、いろいろありそうですし。
    人混みにも極力行かないように、ほぼ職場と家の往復だけをしていた頃に、コロナになったときは、なんでやねん!とめっちゃショックでした^^;
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