『エルデン公爵家の末子』(第十章第4話)前編のアドレスです。
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主要な登場人物(第十章第4話)
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■アレクサンドロス・ガンナス(15歳)
探検隊長。変名「アレク」でヴェルネ家に潜入中。アシュタル族の降伏を取り付け、ロカール族酋長一家を急襲・捕縛。カッシウスよりヴォルテックス島の統治を委ねられ、次段のセイラ族作戦へ備える。
■カトリーナ・ヴェルネ(38歳)
ヴェルネ家の中核。火の魔術の使い手で狩猟・料理・実務に長ける。アレクサンドロスの行動を支援し、ロカール族酋長一家の捕縛に同行。島内統治の布陣でも要となる。
■ロルフ・ヴェルネ
アシュタル族の有力貴族。評議を主宰し、和議路線を提案。のちにアレクサンドロスの要求を受け入れ、対ロカール作戦に協力する立場となる。
■カルロス・アシュタル(38歳)
アシュタル族の酋長。前話で捕縛され、本話では北部支配の正当化と再編の要として扱われる。
■リシャール・ヴェルネ(18歳)/セリーナ・ヴェルネ/アレックス・ヴェルネ
ヴェルネ家の子ら。客人アレク(アレクサンドロス)を迎え、贈与と交流を通じて同盟形成の足がかりとなる。
■カッシウス・ガンナス(65歳)
アレクサンドロスの祖父。砦にて戦後処理を統括し、アレクサンドロスにヴォルテックス島統治と対セイラ族の次任務を命じる。
■ルカ皇帝
帝国の主宰者。カッシウスを通じて作戦方針を下達し、島内各勢力の再編を後押しする。
■ロカール族(東岸の勢力)
海上交易・造船の部族。本話で酋長一家が急襲・拘束され、島内秩序再編の焦点となる。
■アシュタル族(北部山岳の勢力)
評議を経て無条件降伏を受諾。以後、対ロカール作戦の先兵として再編される。
■セイラ族(南西湿地の勢力)
次段階の目標として名指しされる部族。今後の遠征と統治で重要な相手となる。
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筆者の備忘録
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年齢は1144年1月1日時点
新主人公:アレクサンドロス・ガンナス。アレクと言う変名を用いて、アシュタル族の貴族ロルフ・ヴェルネ邸に潜入している。
-年齢:15歳
-地位:クリムゾンレイン列島探検隊長
手持ち現金……金貨2千万枚。
所持交易品
ダイヤモンドの原石100個。
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家族
ヘレナ・ガンナス(40歳)。ガンナ国王トーマスの側女。アレクサンドロスの母親。
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★ヘレナ・ガンナスの父
-名前:カッシウス・ガンナス
-年齢:65歳
-役職:かつてガンナ国の高位貴族として仕えていたが、現在は引退している。彼は政治的な影響力を持ちながらも、ガンナ国の東海岸で穏やかな生活を送り、子どもたちに伝承や自然の知識を教えてきた。
★ヘレナの長弟
-名前:マルクス・ガンナス
-年齢:36歳
-役職:ガンナ国の軍務を務めている。父親譲りの冷静な判断力と強い体力を持ち、兵士たちからも信頼されている。彼はガンナ国の防衛に尽力し、父の跡を継いで国の守護者として活躍している。
-妻:リディア・ガンナス(34歳)
-年齢:34歳
-役職:ガンナ国の貴族の娘であり、上品で知識豊富な女性。家庭をしっかりと守り、夫を支えつつ、子どもたちに教養を身につけさせることに力を入れている。
-子どもたち:
-長女:アウレリア・ガンナス(10歳)
-特徴:聡明で好奇心旺盛な少女。父の武術と母の知識を受け継ぎ、早くから多くのことを学んでいる。
-次男:フリオ・ガンナス(8歳)
-特徴:活発で冒険心に満ちた少年。祖父のカッシウスに特に懐いており、自然の知識を学んでいる。
★ヘレナの次弟
-名前:ティベリウス・ガンナス
-年齢:32歳
-役職:海洋探検家。ガンナ国の航海術を極め、クリムゾンレイン列島を探検した経験を持つ。父の影響を受け、未知の地への探求心が強い。
-妻:イザベラ・ガンナス(30歳)
-年齢:30歳
-役職:ガンナ国の海軍司令官の娘。夫と共に探検に出ることが多く、海洋や航海に関する知識を豊富に持っている。
-子どもたち:
-長男:アレクシオス・ガンナス(7歳)
-特徴:父の探検心を受け継ぎ、冒険を夢見る少年。母と共に航海術を学んでいる。
-次女:カリーナ・ガンナス(5歳)
-特徴:明るく元気な少女。まだ幼いが、家族と共に海に出ることを楽しんでいる。
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