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第四章 第三話更新しました。

 本日もお読みいただきありがとうございます。

 本編を昨日更新させていただきました、
 夏のお着物に触れています。夏の着物は普通の着物よりも折り目が大きく、通気性の良いものとなっています。
 夏の盛りの頃に着る着物には大きく分けて、絽と紗の二つがあります。
 絽は正装にもなるフォーマルなお着物。
 紗は絽よりもさらに透け感があり、清涼感があります。「紗がかかったような」という言葉にも使われるほどです。

 夏のお着物の透け感は本当に繊細でとっても素敵です。

 参考までに、夏の着物をかいているとわれる素敵な絵を紹介します。上村松園という女性画家が書いた「待月」という作品です。女性が欄干から月を眺めているという構図の絵なのですが、こちらの女性の纏っている着物が粋なのです。
 薄い青の紗のお着物に格子柄(釘抜き繋ぎ)に似た臙脂色の襦袢が透けているというとても美しい作品です。ご興味がある方はぜひ。

2件のコメント

  • 白木 春織様。

     こんばんは。初めまして。生永祥と申します。いつも白木様の文章の美しさに心奪われております。

     白木様の綺麗で瑞々しく心に響く言葉が好きです。改めて日本語の良さにも気が付くことができました。

     本当にありがとうございます。


     第四章 第三話はお着物にフォーカスが当てられたお話でしたね。

     私は恥ずかしながらお着物のことに疎いので、この近況ノートでお着物のことを勉強できて、良かったです。

     今回もとても素敵なお話でした。これからも頑張ってください。微力ながら陰で応援しております。
  • 生永 祥 様

     おはようございます。生永様、応援ならびにご感想ありがとうございます。

     美しい文章を書かれる生永様に褒めていただけるとは、恐縮と嬉しさでいっぱいです。

     私も生永様の文章に日本語の多様性に改めて、気付かされました。「部屋を出る春」あおの表現がこんなにもあるものかと。本当に面白いですね。

     着物は本当に機能美と見目の麗しさを体現していますね。
     とある歌手の方は、各地の公演をなさる際、浴衣を持って行かれるそうです。
     パッケージも楽で、涼しく、リハーサルにもってこいだとのことです。
     調べれば調べるほど本当に面白いものだなと思わされます。
     
     今後も、生永様のご期待に応えられるよう、頑張っていきたいと思います。

     
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