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働かざる者食うべからず

こんばんは、埴輪です!

本日は歯科検診。
特にこれといった問題もなく、次回は四ヶ月後。
四ヶ月後といえば十一月で、果たしてその頃は世の中がどうなっているのか……!

それはともかく。

歯科検診に行く前、母と一時間ほど電話でお話したのですが、そこで登場した「働かざる者食うべからず」という言葉について考えてみたいと思います!

この言葉は人によって色々な解釈ができると思います。
私は過去に「働かざる者」という小説を書きましたが、そこで描かれる世界は「働かなければ生きてはいけない」というもので、それは現実世界にも当てはまると思います。(一般的な認識として)

つまりは……

①生きていく為にはお金が必要である
②お金を稼ぐためには働かなければならない

……という事実が、「働かざる者食うべからず」という言葉の正体だと思います。
決して、「働かなければ生きてはいけない」あるいは「働かない人は生きていてはいけない」という意味ではないと思います。

要するに、お金を得るための最もポピュラーな方法が「働くこと」なだけで、他にもお金を得る方法は色々あります。
そして、お金があれば生きていくことはできます。

こう考えると、「お金があれば働かなくてもいい」ということになり、さらに言えば、「お金がなくなれば働けばいい」ともなります。

つまり、「働くこと」を単純に「お金を得るための手段」と考えるなら、上記のようなスタンスで取り組めば十分であると思われます。

ただ、実際には「働くこと」にそれ以上の価値を認めている方が多いと思いますし、そんな価値のある仕事をやりたいという方もまた、多いのではないかと思います。

一口に「働くこと」といっても、今挙げただけでも二つの見方ができます。

どういったスタンスで働いているかは人によって様々だと思いますし、それによって、選ぶ仕事も変わってくると思います。

要は「自分に合った働き方や仕事を選ぼう!」という、とても当たり前の話でした!
そして、お金があるなら働かないという選択肢も十分ありだという話でもあり、それが今の私です。

……まぁ、お金があるといっても世間一般の基準では不安になるレベルなのかもしれませんが、今の生活を少なくとも年内は続けていける算段です。

「それだけの貯えしかないのに働いていないのか!」と思われる方もいるかもしれませんが、こういう時に使うための貯えではないかと私は思います。

もちろん、この貯えでは老後も安泰とはいきませんし、大きな病気や事故、震災に見舞われたらひとたまりもありません。

まぁでも、そうなったらその時です!
そこはその時の自分が精一杯頑張るだけで、もしそれで駄目でも死ぬだけです。

私は「もしもの時」よりも、「もしもの時」を恐れるが余り、必ず訪れる今という瞬間を犠牲にする方が怖いと思います。

明日も生きていられる保証というものがあるならまた話は別ですが……!

だからといって、「いつ何があるか分からないから、他人の迷惑顧みず、好き勝手やってやろうぜ!」……というのは違うと思いますし、「まぁ、やばくなっても誰かどうにかしてくれるだろう!」……というのも違うと思います。

つまり、「~だから」とか言い訳することなく、「覚悟」を持って生きていきたい……そんなお話でした!

ちなみに、母にとっての「働かざる者食うべからず」はとてもシンプルで、「働いて生きてけいる間は生きていたいけど、年老いて働けなくなってから、施しを受けてまで生きるつもりはない」というもの。

母の死生観というか、人生哲学というか、生き方そのものが、私の大きな指針となっているというか、助けになっていると思う今日この頃です!

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失業する前に書いた作品ですが、「働くこと」についての考え方は今も変わりません!(昨日取り上げた「働かなくてもそれなりに生きていける国」という理想は、あくまで理想ですからね……!)

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