「僕は死にません」→「あなたが好きだから」
……という論法の意図が、未だによく分かっていない私です!
人間は極限状態に置かれると、理路整然とはいかないのかもしれませ。
それはそれとして。
「101回目の~」というわけで、改めて「回数」について考えてみますと、人生において明確に回数を意識して行うことって、実は少ないのではないでしょうか?
正確な回数は、記録が残っていれば分かります。
この近況ノートも記事の数が表示されるので、101回目だと分かるわけです。
これまでプレイしたゲームの数に、読んだ本の数。
こんな記録が残っていたら面白いでしょうが、今回お話したいのは別のことです。
よく「何度やっても駄目」だとか、「いつもこうなる」などの話を耳にしますが、「実際の数」はどれぐらいなのでしょうか?
「何度やっても……」と聞くと、相当な数をこなしているような印象を受けますが、実はほんの数回だった……ということもあるのではないでしょうか?
「何度やっても駄目」というのは諦めの常套句ですが、その「何度」は本当なのか……ということです。
これは自分も肝に銘じておきたいことで、ほんの数回駄目だっただけで、無理だとか、駄目だとか、自分に向いてないとか、そんな判断をするのは速過ぎるのではないかと思うわけです。
数回でうまくいく場合は、本当に才能を持っているか、あるいは、それが数回でうまく程度の難易度であるということだと思います。
とにかく、結果は出るまでには時間がかかります。
その一方で、世の中のスピードが上がるにつれ、結果を早く、今すぐにと求める傾向が強まっているように思います。
もちろん結果が出るまでのスピードも重要ではありますが、じっくり取り組めばより大きな成果が得られた……そんなこともあったのではないかと思います。
ともあれ、何度やっても駄目だと感じる時は、実際は何度試みたのかを思い返してみると良いかもしれません。
十回? 百回? 千回?
早く、今すぐにでもと成果を出そうとはせず、じっくり数を重ねていく……そんな生き方をしていきたいものです!