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二十万文字近くある長編小説を書き終えて


 とりあえず、今回はキャラクターを動かしてから内容を決めるスタイルで書いてみました。まあ、私自身、キャラやプロットを決めてから書いたら、それで満足するタイプなので。

 ストーリー展開は、最初はよくある何処かで見たことのあるそこらへんにあるような小説という感じに書き、途中からオリジナルティのある感じに仕上げてみました。グダグダっぽく、ほのぼのして、いきあたりばったり感を出しながら、実はこの世界は……というのをほのめかしていき、最後はああいう人間を生み出した世界というのを描いてみました。

 キャラクターについては、チート能力を持つキャラクターが主人公にいるのなら、その作品中には敵とか味方とかも持っているんじゃないかというのが脳裏にありました。なら、そういうのを出し合ってみればいい作品になるのではないかと考え、敵キャラがああいうのになりました。だいぶヘイトを稼げるキャラになったと思いますが、ああいうのが現にいたら、萎えますが。
 あと、自分の思いどおりになった世界のチート使いが実は……、というストーリー展開は最初からありました。けれど、これを主人公にすると、読み手にヘイトどころか、炎上間違いだと思いましたので、こういうカタチで出すしかなかったというのも本音です。
 最後に主人公が持つ“気づき”という能力ですが、誰でも持っている道具として扱っています。ただその“気づき”が天才的に鋭く、チートにまで磨けれている。こういう他の作品ではあまり見かけることのない能力者を見つけたのは、適当に書いてみたことが始まりです。もし、何かいいキャラが書けないのなら下書きやプロットとか世界設定を決めずに、ただただ書いてみることをおすすめします。
 と、こんなところですね。ここまでご愛読いただきありがとうございました。

 あ、ここだけの話、冒険小説なのに冒険者ギルドの館だけで小説が書けるのか? というのも意図して書いていました。
 
 では。

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