第27話の裏話になります。
毎回あんまりなっていないかもですが。
というわけで、神局と呼ばれた『将棋図巧』の作者伊藤看寿の正体は五男の政福でした。
ところで、
伊藤看寿政福
という表記は自分が調べた限り、その『将棋図巧』での序文でも自分の名前として書かれているようです。
政福って幼名じゃないのん? みたいな感じで混乱したのですが、まー、叙述トリックっぽく使えるのであまり気にしないことにしました。
ところで、伊藤看寿はウィキペディアでは別名を『政富』と書かれてます。
ただ、自分が調べたところ『政福』とかいて『まさとみ』と読むっぽいので、そちらを採用しています。
個人的に、『将棋指しの才能ランキング』を作るとしたら、トップ10には入るだろうと思っています。
宗看の『無双』も負けず劣らずですが、そのくらい『図巧』を作ったという才能は異常の一言。
――という話に第3部はなっていくかもしれません。
ではまた。