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悲しい事

好きだった小説が消えてしまった。
何か自分に原因があったのだろうか。
少しだけあったレビューも消えている。

しかしこのまま続けていこうと思う。自分の書いた事は現実世界においても境遇として返ってきてるような気がする。

そして書き続け、本当にひとりになった時、むしろ作品の質は高められていくものだと思う。
その時おそらく、作中に他者の影が薄くなる。

星については現状、全て0のような気がする。

また最初から出直しだ。

最近、全部否定しなければマインドコントロールされてしまう、やる気を引き出すような事は言ってはいけない、などの声が聞こえる。

まあそのような種類のものを書いているという事かもしれないし、全ては幻聴かもしれない。

しかし書いた事は消えない。このままの自分で道を歩いていく

物語は終わって仕舞えば化石のように堆積した土の下で静かに忘れ去られ、結晶化していく。

私は一生、見えない檻の中で暮らしていくのかも。

獄中で書き続けた作家のようにただただ閉塞した世界の中、一瞬の自由を得るようにただただただ書き続けよう。

大丈夫、彼女の作品なんか誰も見ない。
そう言ってなだめる声がずっと聞こえてくる。

誰からも見られない小説を、誰からも見える場所で書いていく。

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