元々外国が舞台の小説を描きたかったので、日本に憧れていた外国人という雰囲気にできたらいいかと思った。
これもまた変えるかもしれない。
ビューティフルマインドの雰囲気が好きなので取り入れたいと思う。
原作を読んだ方がいいと思う。
1986が読めたのはいいと思った。1986は小説には取り入れないと思うけど、パズルが小説の中に入っているというヒントは貰った。
考えてるのは、日本の派遣会社で務めている青年が、ある日本当は自分は外国の有名な科学者で、その失敗からのショックで幻想の世界に入り込んでいくのをベースにしてるかのようにも見える流れ。
でも小説は今まで通り、一人の人間のアイデンティティが複数の人間と混じり合っていくというのがテーマだ。
これで、青との連携も濃厚になるし、青が宇宙にさまよう雰囲気で、空白は宇宙に出発するまでの経緯として、何か入り込めない冷たいガラス越しの雰囲気になると思う。
別世界シリーズは、一貫して何か触れられない雰囲気に保ちたいと思う。イメージは標本。
外国人の科学者は、自分がアルキメデスだという誇大妄想も持つのだが、実はそうだったというのも取り入れたい。でも、そうなったのもアイデンティティが混じり合ったのが原因で…というのは弱い。この辺、異次元的なつながりが欲しい気がする。アルキメデスではないのだけどアルキメデス。この感覚…例えばアルキメデスの魂ではないけど、雰囲気というか存在が彼に宿るような。宿るのは魂ではなくロジック。アルキメデスシステムのようなものだけど、作られたものではなくて有機的な伝達するもの。
アルキメデスが寄生する。増殖する古代ギリシア人たち
とか
近山がアルキメデスを増殖させるAIを埋め込む
町中にアルキメデスが溢れかえる
すると再びローマ軍が取り囲む