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小説を改造

以前は更新頻度がやたらとすごかったのだけど、そのせいで中身があまりなかったと思う。
中身がなくても書いていって、後で追加しようという適当な考えから始めた素人的な小説連載。
その割には読み手がいて運が良かったと思う。
その運を余り活かしきれず、どっちかというと不快な思いを読者にさせてしまった気がする。

小説以外の私的な感情を持ち込む事の弊害を思い知った。
気持ちが収まると反省する余裕も出てきた。

(以前は反省ばかりして同じことの繰り返しだったので反省する価値すらなかったように思う)

対策としては、更新頻度をごくたまにすることが一番いいと思った。
頻度が多くても良い品質のものを書く作家もいる。自分は品質を考えずとにかく衝動のままアップロードする。すると気持ちが空回り始める。なのでごくたまににする。

それから、コメントや評価のついているものは消さない方向にした。


言い訳めいているけれど、物語の内容を変更することについては、web上の特性として利用している。
一種の実験ともいえる。読者はそれに対し余程の興味を示さない限り裏切られたと取るだろう。
しかし、内容を変更すると決めている物語に関しては変更をしていくと思う。放棄するか、元のデータを残すかは、作者自身の意図するところによる。思い付きでするかもしれないし、計画的にするかもしれない。
だけどその事で、特に現実が変わるようなことはないと思うし、それほどの価値のある小説を自分は書いていない。


告白すると、「残像」は、今までのゆがみに歪んだ認識と誤解の上に誤解の上塗りを繰り返された現実に終止符を打ちたくて書いた。
本当に、今の状況が「残像」になってくれるように願ってる。
というより、事実、残像をいつまでも追いかけてウロウロしてるような状態が今だと思う。

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