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行く先々に現れるあの文章

あの文章
多分とても好かれている。
独り占めされたいくらい。
影響を受ける人も沢山いそうのような
いくつかの姿を見せるような。

私は愛されすぎる人を怖れている。
その愛にみんな団結する。
彼女を悲しませないように、よろこばせるために、大きな動きを見せる。

私も影響を受ける。
私は私の体験を、そのまま書いてみようか。

というところで書いてみた。
鶏が先か包丁が先か。
包丁はキャベツを切るのだがどことなくおっかない。
やはり凶暴性が秘められてる。

しかし不思議だ。
キャベツに包丁はどうって事なく
けたたましく鳴く鶏に包丁と書くとなんか不安だ。なんか自分で読んでても嫌だ。

包丁という言葉を無くして刻んだにすれば、でもそれにしても鶏と一緒に茹でたのようで嫌である。

しかしこう考える。

映画で、鶏の後急に菜切り包丁が出てくる。勢いよく振り下ろされ、うわ!思わず目を塞ぎたくなる。が、キャベツが飛び散った。その後急に焼き芋。

最後にトリュフを探す豚。

良いと思う。

その後土の中で蠢くミミズが出てきて緑色の卵。
そういう映像見たい。

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