スタローンが爆弾を使った殺し屋の話。
伏線がしっかりしてたしスッキリ回収。
ラブロマンスもわかりやすく刺激的。
エンターテイメントでアクションとして見せてる部分と、作った年代が醸し出すレトロっぽい雰囲気が落ち着いてて見やすかった。
オレンジを感じる映画全体の色味も見てて疲れない。
流れる空気は爆破シーンと、どことなく静かな探偵モノ、ちょっと「CULT(原代 邦題忘れ)」という映画の雰囲気を思い出した。割と間を大切にしてる。
悪役の扱いも完璧に悪いというより立場的に突っ走り過ぎな感じで理解しやすかった。
アクションに免疫がなくても善悪の観念がかなりハッキリしてて常識的なので見やすい。
ただ爆破に普通の人巻き込まれたんだろうな…という感じはしたが落ちて来たのはカニだったし。
午後のロードショーにはお世話になってる。いろんな種類の映画に触れるにはテレビは欠かせない。
他、ドラマで「客主」というのを飛び飛びで見てる。
ちょうど飛んだ先が大事なところだったりで話がちゃんとわかるのだが、すごくわかりやすく作られてるというのも大きいと思う。
歴史というと武将や王という視点が多い気がするが、やはり旅をする主人公の歴史物は面白い。
武将も遠征したり場所を転々とするのだが、行商や冒険家は戦い以外の目的の旅が延々と続くから面白い。
戦争がメインでない歴史を色々読みたい。