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ずるい展開

wikiペディアでカマキリを調べ、その後ウィクショナリーでオノマトペを見て、鎌という漢字の元がどんなだったかを予測して書いたけれど、本当にあの字かどうかはわからない。

とにかくWikiを見てたらそのまま自分の筋書きがピッタリ当てはまってしまい、こういう展開だとすぐ種明かしできるタイプの小説になってるなと思う。

でもそれでいいと思う。

何故なら、事実は小説より奇なりなのだ。

そもそもオノマトペが何かなんて知らなかった。
擬音の意味らしい。音から連想した文字なのだろうか?
象形文字なのだろうか。未だわからないが、メール発信者(もちろん発信者は存在しないのであるが)はきちんと把握してる…か、頭をよく見せるために知ったかぶりを決め込んでいるのである。

知識が薄い自分にとってはWikiやウィクショナリーからでも何かを引き出せることが重要なのだと思う。

でもカマキリが『預言者』という意味があると知って本当にびっくりした。そしてプラグがINしたと思った。青白い火花も散った。

つまり、主人公が「カマキリ」になろうと思ったのは、預言者になり、世の中に予言を知らしめるような目的を持っていた…という迫力なら飲み込まれてしまうだろうな…そんな風に思えた。

僕は預言者になりたかった、のではなくて、僕は予言した。
そんな心境であらゆる問題を解決する媒体…それがカマキリだった。
そのために手段を選ばなかった。
そしてカマキリは父の復讐をしようと思う。が、アヤメの復讐もしようと思う。高山の復讐…
色んな人の復讐を企てているようだが、実はすべてが自分自身で、復讐をしようとしている対象=世界は自分の居場所だった…
自分はここではないどこかに楽園があると思っていたが
実はハリガネムシに寄生され、宇宙の収縮と膨張のワンシーンにおいて、他者と同じように全部をひとつにまとめようという動きをしていた…。
それが終わると何もなかったかのように全部が一つという感覚はなくなり、命とは?生命とは?と、他者と共に考えているのような感じ

にしたいと思った。

しかしAI入門のような番組を見そびれて後悔。

ハリガネムシが本当にあんな形だったとは。

水辺で脱出するというなら、水辺でAIが飛び出すという設定でもいいかもしれない。
何故脱出するのか、産卵のため?
産卵のためではなく、データの保管場所に水が張られている。
理由としては、水を介するデータ通信をするから。

というのもあるけど、そもそもデータというのが水に例えられている…みたいな視点で行くと、データプールに近づくと脱出するみたいな。

そういうのもなんかいいと思った。


ハリガネムシというのが実は宇宙ひもで…
つまりハリガネムシは宇宙という卵を産んでその成虫が宇宙ひもであった…なんていう展開ができるほどには頭は良くないけど、無理やりそういうこじつけをしてみるのも面白いかもしれない。

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