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〔96式艦上戦闘機〕その②

今回は上面からの写真です。

四四型の主翼は「逆ガル」と呼ばれるカモメのような形状をしています。これは作中で登場する敵戦闘機〔コルセア〕と同じ形状です。つまり、弱点もコルセアと共通していますが、こちらは〔コルセア〕ほどピーキーではなく、格闘戦も行けました。

機首には「モーターカノン」と言う武器が付いています。これはエンジンの内部に20mm機銃(機関砲)を押し込むことで、プロペラ軸(機首の尖った部分)から砲弾を撃ちだす事が出来る優れものです。パイロットと銃口が直線で結ばれているので、射撃の命中率が高いのです(後に思わぬ欠点も明らかになるのですが)。

本機は旧式の改造機ながら、かなり先進的な要素も持っていたという事ですね。

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