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〔96式艦上戦闘機44型〕

昨日に引き続き模型写真の公開です(艦これイベントで遅れちゃってごめんね)。

〔ゼロ戦〕の一世代前に当たる〔96式艦上戦闘機〕の液冷エンジン仕様です。

〔96式〕は宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』のラストで主人公の堀越次郎が飛ばした飛行機です。「生きねば」のポスターに映ってるあれですね。

その特徴はくるくると相手のお尻を狙って飛び回る格闘戦に特化した戦闘機だという事です。キャノピーは付いておらず、操縦席はむき出し。離着陸用の車輪も折りたためないので空気抵抗が大きい。武装も登場時こそ問題なかったものの、頑丈な敵戦闘機が現れるにつれて心もとなくなってゆきます。

しかし、小回りが利くと言う点では他の追随を許さず、後継機の〔ゼロ戦〕と交代するまでパイロットから愛されました。


〇以下詳しい人向けの情報

 エンジンを液冷の〔イスパノスイザ〕に変更した〔96式3号艦上戦闘機〕は、「20mm機銃1門では継戦能力が低すぎ、トラブルが生じれば直ちに戦闘力を喪失する」と言う致命的な問題で採用されませんでした。

しかしながら、液冷エンジンとのマッチングの良さが確認されたため、旧式化する〔96艦戦〕の改修案として再度の〔イスパノスイザ〕搭載が検討されました。

機体の設計変更はキャノピーの追加と、逆ガル翼への設計変更による主脚の折り畳みと武装の追加(7.7mm機関銃×2門)など多岐にわたります。

勿論プロペラ軸には〔イスパノスイザ〕20mmモーターカノンを装備し、頑丈なソ連戦戦闘機にも一撃でダメージを与える事が可能になります。

本機は主力戦闘機が〔ゼロ戦〕にスイッチした以後も補助戦闘機として使用され、主に局地戦闘機として活躍しました。

クロア内戦や方舟戦争初期でも投入され活躍しましたが、流石にクーリル戦当時は旧式化しています。ただ、20mm砲の威力は現役でも通用するので、命中弾を出す事が出来れば〔コルセア〕に一矢報いる事が出来るかもしれません。

2件のコメント

  • この前進翼構造なら相当な旋回性がありそうですね。

    二線級の戦線や後方基地など行けば沢山お目にかかれそうです。
  • すみません。これ前進翼じゃなくて逆ガルがそう見えるだけなんです。

    この写真をみると確かに誤解しますね。失礼しました。上から見た図はまた公開します。

    武装は20mmなのと、過給機は旧式でも液冷エンジンなので使いようによってはインターセプターでも行けそうですね。
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