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四式戦闘機〔疾風〕ダバート空軍仕様(その2)

今回は〔疾風〕の別カットです。新メカを期待された方は申し訳ない。次回は割とインパクト強めに奴になると思いますので。

●ぶっちゃけ作中の〔疾風〕ってどれくらい強いの?
エリート部隊が運用している事もありますが、史実で散々苦労させられた〔ムスタング〕戦闘機を圧倒してますので、相当に強化されています。
現時点ではライズ最強戦闘機の一角に間違いなく位置しているでしょう。

とは言え、連盟軍も新型機を次々送り出してきますので、この優位は一時的なものです。幸い〔疾風〕にはまだ強化の余地が残されているので、技術革新には技術革新で対抗する事になります。


●旧版からの設定変更について(詳しい人向け)
旧版の〔疾風〕及び〔紫電改〕は機械式の二段過給機を装備しています。改稿後の排気タービンと機械式のハイブリッドタイプの方がずっとハイテクで、技術的ハードルも高いです。

では何故わざわざ変えたかと言うと、模型製作兼設定考証アドバイザーの谷利氏からの指摘でした。

・造船業が史実より拡大しているであろう日本にとって、それらの技術が応用できる排気タービンの方がむしろハードルが低い。
・機械式は得意な高度が限られ、特定の高度で能力が落ちる。排気タービンを使用した方が縦横無尽に戦う隼人ら7人の戦いに説得力が出る。
・機械式はエンジンに取り付けるため余熱問題が発生するが、排気タービンならば機体後部に設置する事でこれを回避できる。

目から鱗の指摘でしたが、上記の理由で設定変更となりました。

なお、作劇上の変更はありません。
と言うより、作劇により説得力を増すために変更を行ったと言う感じですね。

次回の挿絵も改造機ですが、〔疾風〕や〔紫電改〕以上に印象が違う機体になっています。

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