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「茜色の風」公開について

本日、新作「茜色の風」を公開させていただきました。

本当は前作「時任さんのラボノート」の後編を完成させて上げる予定だったのですが、2000字と少し書きためてあったこの作品をちょっとした理由で書き始めたところ止まらなくなってしまい、結局一晩でガーッと書いて仕上げてしまいました。

自分は一人称小説、特に男性目線のものが書きやすいのですが、今回はあえて主人公を女の子にしてみました。不自然なところがないと良いのですが、もし何かお気づきの際は教えていただけるとありがたいです。

また前回に引き続き、今回も少しだけ自分の過去の作品とは違う文章の書き方になっています。もっともこれは意識してのものではなく、最近出逢った本に影響を受けただけ、と言った方がいいかもしれません。

まだ未熟な、文体が固まりきっていない段階だからこそ、色々な作家さんの文章に学んで自分の文を磨き、時にはバラして再構築することが大事なのではないかと思っています。

作品を読んでくださる皆様におかれましては、どうか辛抱強くお付き合いいただけると幸いです。

5件のコメント

  • 空き缶さま

    コメントのお返事読みましたー。ちょっと長くなると思いますが、お返事書きますね(汗)

    まず、レビューを褒めていただいてありがとうございます。私はいつも、感じたまま、ネタバレ無しで、新しい読者様にいかに読んでみたいと思って貰えるか、を考えながら書いています。自分の大好きな作品のこと、沢山の人に知って欲しいですからね(^-^)

    >人を選ぶ
    まあ、それはあるでしょうね。有名で大好きな作家さんの作品でも、どの作品も好きってことは無かったりしますし……。自分が感じたことと同じことを、10人全員が思うなんてことも無いでしょうしね。でも私は好きですよ!って伝えたいんです。

    言葉についてですが、今回は全体から流れる雰囲気みたいなものも含めて、「あー、好き」と思ったので、強いてあげれば、ですが。

    >そうなると、幼馴染はただの重石だ。過去の人間関係の象徴とも言えるそれは、変わろうとする自分にとって疎ましく、いらないものに成り下がる。

    感覚的に何か分かるなーと思いました。と同時に、幼馴染っていいものばかりでも無いと自覚させられた感じです。


    >胸の中心にしまっていたランプに火が灯されたような、それはどこかしっくりとくる、温かな初恋だった。

    淡く生まれた初恋の温もりとか、優しい気持ちが伝わって来ました。

    >夕方に吹く茜色の風

    青春、甘酸っぱさ、思春期、そんな言葉がこの色一色で表されている感じが好きです。

    >マジかっけぇ

    笑いました。中学生っぽい。この春樹なら本当に思ってそう(笑)

    >空の蒼さ

    青じゃないところがいいなと。

    >まあなんつーか、昔の知り合い?

    私も傷付きました。でも、ここではっきりと切り捨てられたんだなと、痛くて、切なくなりました。

    >それから一年前は、ごめんね?

    泣けました。やっと、やっと謝れたのに、春樹めー! と、腹立たしく思ったり。

    >ダメか、と覚悟したとき、びゅう、と一陣の風が吹く。茜色の風だ。この辺りで、日が沈む頃に時折吹く突風。かつて春樹と一緒にその中を駆け抜けた風。

    体に染み込まれた記憶。切り捨てたいのに、どこかでまだ捨て切れない想い。でも、今この時を境に、違うものへと変わっていくのかなと、勝手に想像してみたり。

    ざっとあげるとこんな感じでしょうか。うん、やっぱり感覚的なものですね。感想と言いますか。すみません、あまり具体的なことが言えなくて。

    ……参考になりましたでしょうか?(汗)
  • 仲咲香里さん

    ご丁寧にありがとうございます……!!

    何というか、作者に代わってその作品のことを自分なりに解釈し、新しい読者に紹介できるというのは作品づくりとはまた違った能力が求められることだと思うのです。それを高いレベルで常にこなしている仲咲さんはすごいなあと思いました。

    仲咲さんに好きだと言ってもらえたところ、自分でよく書けたなと思うところと特に意識していなかったところの二種類あってとても新鮮で面白いです。感覚的なものこそが作品を楽しむ上で重要な部分だと思うので、非常に参考になります。

    面倒なお願いにお応えいただき、どうもありがとうございました。



  • 空き缶さま

    そんなそんな、私は全然高いレベルじゃないですよ?(汗)いつもやっぱり伝え切れてないなと思うことの方が多いですし、他の方のレビューを読むと、それ自体が作品みたいで自分が恥ずかしくなったりもします。

    本当は、とにかく読んで! とか、これ面白い! なんて見出しの方が目を引くのかもしれません(笑)

    あ、あと、なるべく他の方と違う書き方、伝え方ができたらいいなと思ったりもします。
    どれ位の方がレビューを参考に読んでみようかなと思われるかは分かりませんが、総合して興味を持ってもらえたら、なおいいですよね(^-^)


    空き缶さんの作品、いつもとても楽しみにしています。「時任さんのラボノート」もミステリーってなっているので、ここからどう展開していくのか、すごく楽しみです!
    実は私、ミステリー大好きなんですよ。最近は全然読めていないんですが。
    しかも空き缶さんの描かれるミステリー。もう読むしかないです! 更新されるのをのんびりとお待ちしていますので、執筆頑張って下さいね。応援しています!

    長文、失礼致しました。
  • 仲咲香里さん

    作品を読みたい気持ちにさせるか、という意味でのレビューの巧拙はまた難しいと思うのですが、仲咲さんのレビューはいつも美しい文章だなと思いますし、実際にそれで気になってレビュー先の作品を読ませていただいたこともあります。


    実はミステリーと銘打ってはいますが、これが初挑戦でして……読み手としての教養もあまりないので、「ノックスの十戒」のようなミステリーの形式は遵守できないかもしれません。
    楽しみにしてくださっている仲咲さんには申し訳ないのですが、他に早く書き上げたい作品もありまして、お届けできるのはしばらく先になってしまうかもしれません。

    気長にお待ちいただけたら嬉しいです。
  • 空き缶さま

    >レビュー先の作品を
    わあ、ありがとうございます! 頑張って書いた甲斐があります♪ ある意味レビューも文章を書く練習にもなりますしね、これからも良い作品に出会えた時、どんどん書いていきたいと思います!

    ミステリー、私も一度挑戦しかけて迷走しました(^-^; でも、ミステリー好きの方がものすごく親切に色々と教えて下さって、嬉しく思ったことがあります。その方の為にも一作書き上げたかったのですが、プロット作りがなかなか難しく、難航しているうちに、その方はこのサイトを去られてしまいました(涙)
    そのせいか、せっかくいただいていたコメントも消えてしまって……。
    ちなみにその迷走したお話が「あなたはもう還らない」なんですが、これはこれでありと仰っていただけました。また、ノックスの十戒も、ヴァン・ダインの二十則も、それを破った作品が数多く出ているので、あまり気にする必要は無いとも教えていただきました。

    他に先に書き上げたいお話が出来ること、私もしょっちゅうありますよ! もう詐欺みたいに今これ書いてますって宣言しておいて、しれっと違うお話を公開したり。なので、どうぞ空き缶さんの書きたい時に、書きたいものを、楽しみながら執筆されて下さいね(*´꒳`*)

    私ものんびりマイペースに、書く、読む、しております(^-^)
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