『君のために用意する家』に☆をありがとうございました!
今日は……。
2話更新です……。
うーむ……。
途中までは毎日一話更新でいけていたのに……。
お時間のあるときに、どうぞ。
それでは、以下、SSです。
こちら、割と人気があるようでよかったです(笑)
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野営にて
佐方「俺、よう聞かれるねん」
渋谷「何をですか?」
佐方「野営訓練の時って、蛇とか食べるん、って」
渋谷「あー……。ぼくも聞かれますねぇ」
佐方「レンジャーのやつらって、食うんかな。ほんまに」
渋谷「さあ……。とりあえず、ぼくらは蛇だの草だのは食べませんねぇ」
佐方「レーションやんなあ?」
渋谷「教育隊もめちゃくちゃ厳しいんだろ、って気の毒そうに言われますけど……」
佐方「一部の人間はしんどいやろうけど、なあ」
渋谷「ぼく、高校はラグビー部にいましたが、その夏合宿の方がつらかったです」
佐方「俺は剣道部のしごき。あれ以上のもんはない」
渋谷「学生時代のいじめのようなあの部活動に比べたら……」
佐方「なあ? ここ、まだ人権があるもんな」
渋谷「あ。今回のレーション、デザート付きですよ。ようかん、いります?」
佐方「ええわー……。もう、ようかんはええわー……。もっと現代の若者が食うスイーツ的なもんを食いたいわー。レーション開発してるやつって、じじぃなんやろか」