『政略結婚ですが、辺境領主に溺愛されて困っています!』に☆をありがとうございました!
辺境より、使用人一同、厚く御礼申し上げます。
さて。
いつも楽しく交流をさせていただいている綾束乙さんが、「小説の書き方をレシピっぽく紹介したら?」というのをエッセイでしておられて……。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891921519/episodes/16816452218459459740#p81なるほど……。
面白い、と昨日思ったんです。
うちの場合は……。
① まずは、元気な女の子(ヒロイン)を用意します。とびきり活きが良いものです。
② 次に、この女の子に負けない男性(ヒーロー)を探しましょう。服装は問いません。女装をしていても、ヒロインと対等に戦えれば問題ありません。
③ ヒロインには弱点があります。この弱点を乗り越える「タネ」を、ある程度育てておきましょう。今回は、すでに育ったこの「タネ」を使います。
④ 悪役を準備しておきましょう。彼あるいは彼女には欠点がありますので、そこを、どうするのか、ヒロインとヒーローとで、話し合いましょう。
このとき、カップルによっては、非常に険悪な状態になったり、暴力的な行動に出る場合がありますので、緩衝材になるようなものを用意しておくと、いいかもしれません。
⑤ では、ここで隠し味のご紹介です。まず、ひとかけらで背筋まで寒くなる「ホラー味」。次に、口に含むと、ハラハラどきどきの「戦闘描写味」。最後に、飲み込むと心の中にじわりと広がる「恋愛味」です。
これらを、適宜、ふりかけていきます。
⑥ 最後に、「この物語を読んだ人が、『ああ、楽しかった』と思って下さいますように」と、願いを込めてコーティング。「世界は、そんなに悪くない」。そう思って下さいますように、と、丁寧に仕上げます。
⑦ できあがりです。
自作のレシピは、こんな感じでしょうか。
……だから、うちはケンカップルが多いんだなぁ、と改めて理解(笑)
綾束乙さんは、とーーーーっても砂糖多目の恋愛がとってもお上手な作家さんです。ほんと、見習いたい。
とても気さくな方で、たくさんのコメントにも丁寧に返信して下さいます。
現在、カクヨムコンにも参加されています。
『銀狼は花の乙女に癒やされまどろむ ~ 身代わり侍女は冷酷皇帝の抱き枕』
https://kakuyomu.jp/works/1177354055006319022もう、タイトルから砂糖もりもりですよ!?
未読の方は、ぜひ、ご一読を。