こんばんは。ちょっとだけ続きを。
フリマに着いたボク達。まあでも、別に初めてという訳でも無いので特に驚きもしません。遠くに見えるアクセサリーを売ってる人を確認しつつ、正義に付いていきます。
「んー…」
「これとかいいじゃん。似合うと思うよ?」
「それはそうなんだが、ほら…」
正義が自分の体と合わせます。合ってるとか合ってない以前にサイズが違い過ぎます。
「…仕方ないね。ほか探そ。」
「おう。」
そうは言ったものの、正義のサイズとなると相当絞られます。しかもフリマはどちらかと言えば女の人やご年配の方が出品されてる事が多く、更に絞られるのです。むむ、盲点だった…
「見つからねぇな…」
「んー…まああっちの方もまだあるし。大丈夫だよ。」
「せめて一緒に探してくれるとありがたいんだが?」
「んー…」
アクセサリーを見ながら生返事。フリマに来るとついつい…
「ねぇな…」
「…正義もせめて探しながら言いなよ…」
ちょっと歩くと正義はある一点を見て止まってしまいます。
「……なにかあったの?」
「いや、気になっただけだ。」
「それなら行こうよ。別に時間無いわけじゃないし。」
「…そうか?いや、使うもんじゃ無いからよ…」
身長差もあって正義の言ってるものが想像つきません。せめてちょっとでも見えたら…
正義の後ろを着いていきます。…ここ?
「…懐かしいね。エアガンだ。」
「ああ。部屋にしまいっぱなしだがな。」
麻生君に作ってもらったエアガン。大人になると持つ事すら無くなってしまいました。機会が無いので当たり前と言えば当たり前なのですが。
「いらっしゃい!興味あるの?」
「ちょっとやってたんで。」
「へぇ、ならパーツはどうだい?安くしとくよ!」
正義の後ろについてパーツをチラ見。…わかんないや。
正義の裾を少し引っ張って合図します。
だけど正義は無反応。…まさか。
「買おうかな…使わねぇけど買おうかな…」
「…正義?」
という訳でお眠なのでここまで!明日やっと本題に入れるはず!