• 現代ドラマ

12月13日

こんにちは。奇跡的に覚えていたので書きます。

もう大分前…秋も深まる10月頃。ボクはとても悩んでいました。寒さ?昼間の短さ?
いえ、運動不足です。食欲の秋、読書の秋、運動の秋…~~の秋というフレーズはなんとなしに特別感を沸き立たせます。

高校の時から貧弱なものでしたが、腰は常に痛み、若干矯正されたとはいえまだ曲がってますし、足がパンパンなのもデフォルトになりかけてます。仕事、ごろ寝、正義に誘われたら外出…自堕落ともいえそうな生活。

正義を見るとどうでしょう。筋トレ、ジョギングに最近は仕事終わりにお父さんの道場を手伝う余裕まであります。その若々しさたるもの、高校の頃から一ミリとも変わっていません。

同じ時間を歩んでいるはずなのに、このままじゃ先におばあさんになってしまいそう。でも歩くのヤだし、疲れるのは嫌い。倒れるだけーとか、付けとくだけーとか、ああいうのも大体効果なし。

そんな大層わがままな悩みを正義に漏らします。

「…で、どうしろと?」
「なんか無いかな、そういうの。」
「ねぇよ。」

即答です。無理難題なのは頭の片隅で分かってはいますが…

「ちょっとぐらい考えてくれてもいいじゃん。」
「運動せずに体が鍛えられるならみんなそうしてるだろ…」
「むぅ…もういい。早く行こ。」

勝手に質問しておいて、勝手に機嫌が悪くなるボク。ですが正義も慣れっ子。フォローする訳でも無く、小さくため息をついて後ろにつきます。

「……それで?フリマ、だっけ。」
「ああ。秋物なんて一瞬しか着ないんだからな。安く手に入るならそれが一番だ。」
「ガーディアンとかなら春でも使えるけど…正義、どうせタンクトップだもんね。」
「本当なら一年中着なくてもいいんだが。」
「ヤだよ。」

冬もタンクトップの彼氏など、横につけて歩きたくありません。
とはいえ正義もガーディアンぐらいは着てやろうと秋物の古着を求めてフリマに参加したのです。

……とりあえずここまで。続きは明日!

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