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私の考えるパクリの定義

 私は基本的に類似のものがあるかの検索はしていないので、似ているものがあるかもしれません。仮に似ていても他人の空似です。丸パクリして書いてやろう、と思ったことは一度もありません。

 また、7月分進捗についての近況ノートでも書きましたが、その設定や展開を自分なりにアレンジして書くことはあると思います。
 それは私が、パクリとは、丸ごと状況から展開まで全てを流用して書く、ということだと認識しているためで、その一部を模倣して書くことは(当然、原作から影響を受けたと記した上で)創作物を作る、ということに必要だと感じているからです。

 私は私が読み返して面白いと思うものしか書きませんし面倒臭がりなので、既存のものをちょっと替えて書いたものを私のものとして投稿するような面倒臭いことはしません。その既存のやつを読みますし、ブクマします。
 そもそも、私のようなメンタルクソザコナメクジは叩かれる可能性のあることを想定して避けようとするので矛盾です。

 何かにインスピレーションを受けた、もしくは参考にしたものがあったとしても、丸ごと同じような構成にはしない程度のプライドはあります。
 また、仮にあったとして、私は私のことを特別だとは思っていないので、世界に3人は似た顔の人がいると言われているように、似ているように見える小説が3つ以上あったとて、何もおかしくはないと思っています。
 そのため、パクリ疑惑を指摘する際は、そのことをよく考えて指摘して頂きたいと思っています。

 具体的に言うと、私個人の考えるパクリの定義は『ほぼ一言一句同じ』レベルか、『原作の本文を流用した上で二次創作との言及が無い』ものを指します。
 実際の文章や文字ではなく、概念や展開の一部を模倣することはパクリに相当しないと考えています。

 一般論ですが、この世の全てのものは全き0からの発生は非常に珍しく、何事も何かの模倣である可能性があると思っています。例を挙げるならヴァンサバにおけるマジサバみたいな話です。
 何かを模倣して生産することは文化の幅の広がりであり、パクリだと安直に指摘して生産者のモチベを下げることは、結果的にその文化の多様性を狭め、衰退させかねない、と思っています。

 もちろん、これはパクリを許容すると言っているわけではなく、いわゆるパクリと模倣は違うもので区別して欲しい、という提案です。

 そういうわけで、今一度これを読んでいる皆様にはパクリの定義を見直しを今一度考えて頂きたいと思います。

 以上、私、グミ好きによるパクリの定義についてでした。


 考え直してくださった方はありがとうございます。
 もとよりその考えだった方は必要ありませんでしたね。お付き合いありがとうございます。

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