※こちらはネタバレです。話に入りきらなかったことなどをまとめています。
※強キャラ王道タイプではないので注意です。
※メモから直接移したので見辛いかもしれません。
主人公(魔道士)の設定
神代の生き残りの末裔で、昔、血の優秀さにかまけて好き放題やっていたところを聖騎士に窘められ、死闘の果てに聖罰を食らい、慌てて逃げ出し、今、失われた部位を再生しているところ
聖罰は光線の雨で敵を貫くというものだったが、デミジャイアントのクォーターの血による再生能力の高さと拮抗した結果、どうにか生き延びた
これにより右側の身体機能を著しく失い、まともに歩けなくなったため、現在はかつて唾棄していたエルフ(原種)のクォーターの血による魔法的素養の高さを頼り、魔法的に身体を動かしている
(CoCの満身創痍の熟練プレイキャラかな???)
そのため、ゆっくりとしか動けず、瞬間的判断が非常に遅いため、戦闘では家で埃を被っていた魔導書を懸命に読んだ結果身に着けた発動待機とリンク(魔法のコンボのようなもの(詠唱を連結することでコストを低くする))、配下の奴隷を利用した疑似二重詠唱により連続した魔法発動を実現している
以前は傲慢だったが、今はそれも鳴りを潜め、冷徹になっている
ヤベェやつから眠れる獅子(瀕死)になった感じ
配下の奴隷は普通に買った。ただ、ソロで生きてきたので扱い方が分からず、人にも(プライドの高さから)聞けないので、普通に飯も自分と同じものを食わせているし、臭いと丸洗いする。
それが奴隷から懐かれている理由。
普段は無駄話をしないため、無口な人だと思われている。
魔法技術
偽装の魔道具
魔道具にも色々あるが、今回使っているのは偽装という種別の認識阻害の魔道具。
簡単に言うと人物の特定が出来ず、関係ない第三者に見えるというもの。
また、上位のものでは集中を乱す効果や、別のもので気を引く(ミスディレクション)効果があるものもある。その効果内容から流通は制限されているが、裏では高額で取引されている。
魔石で動かす安価なものとマナを溜めて動かす高価なものがある。
魔法的に身体を動かす
刻印による半永続魔法で、いわゆる光る刺青みたいなやつ。ぼんやり明滅。
右半身全体をほぼ覆っているのでローブが脱げない。自分で木の板噛んで、
水面とにらめっこしつつやった。本来はほぼ覆う必要は無いが、そんな状態でやったので失敗しまくったので、度重なる修正の結果。
体が完治したら削って治すので問題無い。
そのせいか、完璧には効力が現れず、ゆっくりとしか動けない。
本来はある条件の下に反射的に身体を動かすためのもの(致命攻撃、心臓狙いなどを躱す)なので、相当失敗した。
だが、彼は成功したと言い張るだろう。
発動待機
詠唱済みの魔法を待機させ、放つタイミングを決められる
メリットは疑似的に別種の魔法を複数打てる
デメリットはその魔法分のマナコストが待機中総量から引かれる
普通は一度に纏めて放つメリットがほぼ無い(元々それぞれに威力が高いため、超火力を出す必要性があんまりない)ため、あまり使われない
リンク
詠唱を連結する。これによりマナコストが増減する
増加した場合、その分威力が高くなる
メリットは連続して魔法を放てる他、コストが減ること
デメリットは相性があることと、息継ぎが難しいこと
場合によっては人間には不可能になることも多く、主人公はこれを配下を使った疑似二重詠唱でどうにか繋いでいる、が、それでも不可能な相性になることも多く、組み方には相当悩んで試行錯誤を繰り返している
最初の頃は見られたものではなかったし、改善点だらけで食うに困ったことすらあった
疑似二重詠唱
二重詠唱は主に単一の魔法の威力を高める技術だが、一方で複数の魔法を詠唱することにより発動待機に似た効果を得ることも出来る(前述によりあまり需要は無いので注目されなかった)
ただし、それなり以上の肺活量と器用さが求められるため、現在の状態ではそれが難しく、疑似的に再現することで実行可能にした
方法は配下の奴隷に精霊を降ろし、操って魔法を詠唱させるというもの
奴隷に負荷は掛かるが、たまたま素養がある者だったのでどうにかなった
メリットは魔法の威力を高める、複数の魔法を連続して放つ
デメリットは一定以上の素養が必要
精霊を降ろす
エルフの十八番。現在では実際にこれを使えるエルフは少ない(だいぶ血が薄まったことと、精霊との関わりが神代の頃ほど無いため)。
契約した精霊を体に降ろし、その精霊が持つ属性値を高める他、性格に関連したバフを得られる。
他者に降ろすことも可能だが、精霊がその対象を気に入る必要がある。
また、他者に降ろした場合、降ろしている間強制的に魔法的素養を得る他、精霊の意思で行動するようになる。が、今回の場合、奴隷なので主人公の命令で縛られて動けない。この状態を気にしない精霊を降ろしている。
契約精霊は石の中精霊。のんびりした性格でほぼ動かない。ただし、マナは好きで、マナを与えれば最低限の仕事はする。
ルーツ
祖父がデミジャイアント(神代)、祖母がエルフ(原種)
双方がかなり長生きだったので、そんなことになっている。
父がデミジャイアントとエルフのハーフで、母が竜人(ドラゴンと人間(ホムンクルス)のハーフ
主人公は人間を嫌っていて、1/4流れている自分の血も嫌っている(が主人公に明かされていないだけで人間の血は一滴も流れていない)
デミジャイアントの血:1/4でもかなり強い。生命力、身体能力、各種耐性、身長、体格、寿命、主に膂力、握力、腕力に恩恵がある。
STRとCONが強い。
エルフ(原種)の血:1/4でもかなり強い。魔法的素養、賢さ、精霊との相性、マナの総量、寿命に恩恵がある。INTとSANが強い。
ドラゴンの血:1/4で少し弱まっている。魔法的素養、魔法抵抗、属性耐性、膂力、寿命に恩恵がある。デミジャイアントとエルフ(原種)を足して10000で割った感じ。
人造人間の血:本人は人間の血だと思っているが人工の血。神代の遺物だったので、生殖能力も有していた。が、元々遺伝性が弱いためほとんど特性は引き継いでいない。薄っすら感情抑制と効率的エネルギー運用に恩恵がある。
能力値
寿命は現代のエルフよりちょっと長生きな3000年程度で、死闘は100年ちょっとの若造の時、現在は数えていないがあれから100年も経っていない。
死闘前は敵なしだったが、今はちょっと気を抜けば人間(素人)にも殺されるレベルまで弱っている。力は一般人より少し強い程度だが持久力が無い。
速度が絶望的に遅く、人が歩く速度ぐらいの速さでしか動けない(歩幅が大きい)。思考速度は辛うじて一般人程度だが、気を抜くと遅くなる。
詠唱は基礎部分は空で言えるほど繰り返したため覚えた。
性格
傲慢、残虐から冷徹になり、自分のことで精一杯になったため、効率的考え方が身についた。力なき者は虐げられる、と思っており、再生が十分でない現在も強くあろうとする。
ただ、強いから怯えられるわけではないことを覚えたので、以前ほど思い込みは激しくなく、固執せず考え直す柔軟性がある。
奴隷から好意を寄せられていることには気付いていない。
あるいはそれがどういう感情なのかもよく分かっていない。
※以下は最初に書いた小説(没になった方)の設定です。グロ注意。
没設定(グロ&凄惨過ぎたので考え直した)
冒頭は同じだが、受けたのは呪いで、頭がほぼ使い物にならなくなり、脳と片目と口を胴体に移植(黒魔術などで)した。というやつ。
相当強力な呪いなので、目と鼻と口を縫って溢れ出る呪いを閉じ込めている。というわけで猫背で首から上は飾りという化け物。
奴隷が呪い(まじない)喰いというユニークスキルを持っており、少しずつ食わせて呪いを減らしつつ、金を稼いでいる、という状態。
元は呪いの量が尋常ではなく、主人公の周囲にいるだけで周辺の人が不調になるほどで、余裕がなく、拾うまではソロ、拾ってからは2人行動が基本であったため、今も固定パーティーは組んでいないが、2人は不自然ではあるので、周辺を不調にしなくなった今は野良でやっている。
こいつも奴隷は死なれては困るという理由で厚遇している。
性根が腐っている所は同じ。
※以下は舞台などの設定です。
その他、ダンジョンの設定
ダンジョンの難易度は普通に難しい感じ
基本4~6人パーティーで挑む前提で、前衛は基本壁役、後衛の火力が高く、前衛が隙を作り、後衛が火力として貢献する感じ。
中衛は居ても居なくてもいいが、便利な能力を持っていることが多く、一人いると戦況がより安定する。
普通に魔物が素早いのでソロで突入すると相当実力が隔絶していないと手数で押し込まれて殺される。普通に毒持ちなどの状態異常持ちもいるので厄介。
転生モノだとしても、ダクソとかそんな感じの難易度。知識でどうにか、みたいな。
魔物は学者たちにより正式に名前が付けられているが、冒険者は外見で名前を付ける上に、戦闘中の長台詞は死に直結するので、大抵短い名前で呼ばれる。
猫 正式名:白幽鬼獣 - ガウスワイト
白い、残像が毛が生えているように見えることから。猫ではない。
一見手前奥に長いのエクトプラズムのようなものに思える魔物。
顔は\ /のような目と思われる黒い穴と直線状に切れ長の口と思われる穴が空いている。
その口のようなもので噛みつかれると細かい線状の傷跡を幾つも負う。
攻撃力はそれほど高くないが、敏捷性が高く素早いので、手数タイプ。
一方で耐久性は高くなく、その身体の特徴からエネルギーの爆発に弱い。魔法弱点。
物理も当てられれば普通に効く上、攻撃の瞬間に当てられれば怯みが発生する。
猿 正式名:手長防獣 - アーマエイプ
身体が長い体毛で覆われており、手が異常に長く、膂力が強い。猿かは不明。
長い毛の間からこちらを覗いてくる目は黒く濁っており不気味。
場所が森などであれば素早いのだろうが、石造りのダンジョンでは機動力が低い。
足で歩くのは不得手らしく、その手のリーチの長さを使って攻撃してくる。
長い体毛が絡まっており、毛皮の鎧のようになっているため、切断するには斧や大剣などの、それなりに刃に厚みがあり、叩きつけられるタイプの武器が必要。
だが、攻撃速度は遅いので、踏ん張れば普通の武器でも受け流し程度なら可能。
その毛皮の特性上、点の攻撃に弱い。刺突がよく効く。
鳥 正式名:飛光爆玉 - スウィラトル
空を飛ぶ人の頭ほどのガラス玉のような外見をしている。羽は無い。鳥ではない。
中空のガラス玉の中に2~4色の色に見える明滅する光が入っている。不思議と眩しくはない。攻撃は自爆のみだが、それなりに大きく、突進時は直線的であるため、躱したり弾いたりすることは難しくない。弾くと硬質な音がする。ダメージにはならない。
その外見通り、点の攻撃に弱い。刺突が有効。
だが、それなりの威力が必要。倒せば爆発はしない。
明滅が激しくなると突進攻撃してくるので、よく見てさえいれば弱い魔物。
刺突が無い時は壁に叩きつけることでダメージを入れることが出来る。
最下層
大型はダンジョンに出る敵からランダム。飛行敵だと大体厄介。
だが、チラ見して引き返すこともできるため、身を弁えてさえいれば生存は容易い。
それなりに実力が無いと挑めない。大体大型1体と取り巻きが4~6体いる。
討伐できれば儲けものだが、そこまでのリスクを冒す者はそう居ない。
依頼で大型の魔石を納品するものでもない限り、日常のダンジョンアタックにおいて挑戦しようと思う者は少ない。
だが、それはそれとして、最下層手前まで行ったら覗いてみようと思う冒険者は多い。
チラ見して帰るだけではあるが。
リポップ
このダンジョンはしないタイプ。なので、最下層手前まで行ったら、帰るだけ。
一応、最下層手前付近の魔石がそれなりの値で売れるので、慣れてくるとそこまで降りることが多くなる。
帰り道では金の話と情報交換。今日の働きでどう儲けを分配するのか、とか、戦術の意見交換をする。一応、前後の1人は警戒に当たるが、このダンジョンでは盗賊は少ない。