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「私はあなたと」完結

短編「私はあなたと」が完結しました。

恋愛ものを書くのは初めてでした。
主人公がメインキャラに恋をするまでの過程、感情の変化をどう書いていくか、というのは恋愛ものを書かない身としては難しいところでした。
 きっかけがあれば恋をする。でもひとつのきっかけで簡単に恋に落ちたらこの主人公は尻軽になってしまう。だからといって簡単に恋に落ちず、恋に落ちるためのきっかけを何度も与えていては、物語が長いだけで何も進まないつまらないものになってしまう。
この二つをどう調整して物語を書くかかなり悩むところでした。
それから、恋愛系の物語は作者自身の願望が強く出やすいと思うのですが、私も例に漏れず私自身の欲望を丸出しにしてしまいました。

今回、この物語は一日一話投稿という枷を課して書いていたため、最後の二話が少し駆け足気味になってしまっていました。ですが最低限やりたかったことはできたので個人的にはある程度満足しています。
ただ、できることなら最後の二話はもう少し丁寧にゆっくりと進めていくべきだったのかもしれない、と思うところもあります。
しかし、丁寧にやりすぎて無駄に長いだけの物語となる可能性もあるところが怖いところですね。
ですので一応このまま、誤字脱字の修正以外で手を加えることはやめておこうと思います。
本編としては完結ですが、主人公がある登場人物と接触した時の、物語の中で映らなかった話を書き足そうかとも考えていますが、どうするかはまだ決めておりません。
自身の作品の感想を長々と書いてきましたが、私が本当にお伝えしたいことはひとつです。

全十二話、約16000字に渡る純愛物語を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

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