小説を書くために調べモノをしているのか、調べモノの言い訳に小説を書いているのか本末転倒、どっちがどっちか分からなくなってきた今日この頃、新作の連載を始めることにしました。
お話のテーマは馬の歴史。弥生時代に日本に渡来した馬は、日本の文化や信仰に大きな影響を与えてきました。そんな馬の民俗をきゅきゅっと1万5千字程度にまとめてしまおうというのが目的で、ものっそ濃度が高くなっております。
web向きじゃあないやね( ゚ω゚)
「千鳥シリーズ」でもありますので、出てくる登場人物は被っています。けれど第一作の「通う千鳥の鳴く声に」の2年ほど前の話となり、まだ弘紀と修之輔は出会っておりません。今回出番があるのは弘紀ですが、主人公となるのは弘紀の愛馬、松風です。
馬です。
狂言回しの役どころは田崎が務めて、弘紀と松風の出会いに馬の民俗を重ねた構成になっております。めっちゃマニアック。
120%私の趣味でしかないこのお話、現在「深淵の駿馬」
https://kakuyomu.jp/works/16817330662047156532 という題名で公開しておりますが、おそらく後ほどこの題名は修正されることと存じます。
目指すところはシートン動物記、目的迷子はいつものことでございます。どうぞ生温かく見守っていただければ幸いです。
*なお、本作は「1週間耐久!真夏の創作祭」の第3週に参加しております。毎日更新できるかな!( ゚ω゚;)震