葛西 秋

しばらく静かにしているはずだった近況ノートですが、うん、まあ。

執筆のための調査も、あと大山麓付近の実踏と、資料館4つの見学と、山を二つほど登って、ちょっと遠出の神社調査が5件ほどと、羽代藩のモデルとなった土地の再訪、そして日本書紀と新書本３冊と単行本を２冊と論文を十数本読めば最低限いける、と先が見えてきたので……先が、見えて、きた？( ﾟωﾟ;)ｺﾞｸﾘ

細けぇこたぁー、いいんだよ！

で、2作分のプロットを作り始めております。
連続する作品なので、伏線が伏線として機能しているか、これまでの伏線を回収しているか、さらにその次の作品に繋がる伏線をちゃんと書けているか、その辺りに神経を使いながら大まかな物語のかたちを整えて、7月末から「天霧相の樹影」を公開できれば良いかな、と思ってます。

添付の浮世絵（明治初期の作品なので錦絵と呼んだ方がいいかもしれません）は、「海鷹の翼」中の一場面に使おうと思っています！

海中スイカ取り合戦。めっちゃ楽しそうッスよね！( ﾟωﾟ)
紅白に分かれて互いの陣地の船にスイカを多く運び込んだ方が勝ち、というルールだと思うのですが、スイカじゃなくて敵の頭を掴んで放り投げようとしてるのがおるぞ！

ダルマが空飛んでいるのがチャームポイントなんですかね。

BGMはサザン・オールスターズの「君こそスターだ」ですYo！( ﾟωﾟ)
「海鷹の翼」での弘紀のテーマであり、羽代家中の皆さんのテーマでもあり、明治維新を羽代がどう受け止めるのかのサジェスチョンになる曲です。

え？　テーマ曲がサザンなわりに、あらすじで既に人が二人ほど死んでる？
https://kakuyomu.jp/works/16816927860924248710
「千鳥シリーズ」だからね！　仕方ないね！

結局、文字を綴り続けないと死んじゃうタイプの近況ノート芸人なので、適当にまた書きます（断定）。寿司のはなしと猫日本書紀は、おそらく7月上旬にどちらも完結するかと思います。……両者ともに「千鳥」を書くためのエチュードのようなものなのです。

私にとって「千鳥シリーズ」はとても大切な作品ですので、一作一作渾身作り上げるだけでなく、その価値を維持するためには能う限りの労力知力を叩きこんで惜しくありません。場合によっては個人からの評価よりも、作品の価値を健全に保つ方に私は躊躇なく振り切ります。その点につきましてはどうぞご承知おき頂きたく存じます。

ではでは皆々様、寝ている最中に熱中症にならないよう、水分塩分を十分に取ってからお休みくださいませ。それでは。

＊画像は国立国会図書館デジタルコレクションより引用しています。