• 現代ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

実年齢19歳。文章年齢、50~60歳。

 昔言われたんです。文章を習っていた先生に。

 その先生はかつてある新聞社で、定年まで働いてた記者さんでした。文字を書く事をずっと仕事としていた人が、退職後は大学講師になったという訳ですね。今まで出会って来た先生の中で、一番厳しく、かつ、褒める時はきっちりと褒める、生徒の評価に対して、最も誠実な先生でもあったと記憶しています。駄目な時はめちゃくちゃボロクソ言うんですよ……。

 イマドキの打たれ弱い生徒には、かなり辛い先生ですね。私も苦手でした。怖いなーって。でも私は結果的にその先生に、一度も怒られた事は無かったまま、その講義は終了したんですけどね。何かよかったんですって。私の文章。

 今思い返しても不思議な気分ですが、いつも褒められてたんです。他の生徒にも、私の文章をお手本にしましょうって言われたぐらいで。作文とかを読み上げられるのが大の苦手だった私はその度に、「マジでやめて下さい本当に慙死しそう」って気分だったんですけれど、中でも一番褒められた時に、「まるで五十代六十代の男性評論家が書いたような、非常に切れ味鋭いいい文章です」って言われまして、当時19歳だった私は「オッサンかよ……」と、かなーり複雑な気分になりはしましたが……。まあ、嬉しかったですね。

 そんな硬い文章を書くらしい私が、今は読みやすさを追い求め、ラノベをお手本とし小説を書いているなんて、かなーり不思議な気分になってます。やっぱり人生って、分っかんないな。実はその怖い先生の言葉がきっかけで、やめそうになっていた小説にまた取り組むようになったという。

 っていう話をエッセイのネタにでもしようかなーとずっと思ってたんですけれど、何かいいかなとこっちに書いてみました。こっちだとさっさと埋もれるので、謎の羞恥心を覚えてなくていいです。なら書くなって話ですが。まだ気が早いかもしれませんが、第4回カクヨムコンも、頑張ります。

 実は本日『迷妄終末ロックンロール』、一話だけ更新してました。またヒマな時にでも。


 『迷妄終末ロックンロール』

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885825176


 ではでは。


6件のコメント

  • じゃあ、私は文章年齢19歳を目指…………できるかーい。

    アレですね、木元さんはギャップ萌えとかいうやつですね。
  •  とかいうやつなんですか。なんと。
     昔から精神年齢はだいぶ高かったようで、こういう事を言われる経験は何度もあるんですけれど、いや19なのに50か60のおじさんですねと言われるのはちょっと……。

     ショック七割、嬉しさ三割が実際の所でしたネ。

  • すいません、読んで頂いた上に☆まで頂いてしまって!
    ありがとうございます。

    『迷走妄想ロックンロール』 続きを楽しみにしています。
    カクコン4も楽しみです。
    今度はどんな舞台で、どんな切り口なのか?
    木元さんのは始めから気合を入れて読んでないと、ちゃぶ台返しされますからね。(笑笑) 
    意外性のあるストーリー、好きですよ。
    お互いに頑張りましょう。 特に、わたしは……。
  •  どうもー。わざわざコメントをありがとうございます! 面白かったですよ。

     『迷妄終末ロックンロール』はですね……。暫く不定期更新になるかもしれないんです……。スミマセン。ある程度書き溜めてから、纏めて更新しようかなと思ってます。
     ちゃぶ台返しですかあ。普段ミステリーばかり読んでるので、ひっくり返すのは癖みたいになってますね。意外性があると言って貰えて、嬉しいです。ありがとうございます。

     第4回カクヨムコン、帆乃風さんも参加されるのですか? 頑張りましょうね!
  • 3OE、もちろん気付いていませんでした。ほほぉなるほど! となりました。

    >文章年齢、50~60歳。

    かっこいい!
  •  おや。バレてませんでしたか。これはラッキー。

     カッコいいですか? 結構ショックでしたよこれ……。大体でなら、この先生と同じぐらいの年齢って事ですもん。それに先生はおじさんでしたので、妙なリアルさも感じましたね……。「お、おじさんなんや……」
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