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最近のこと

 なんだか、途端に書く気が失せてしまった。ひとつの作品を完結させたからであろうか。
 昔から、終わりをみることが苦手だった。好きな作品が終わってしまったら自分はこの先なにを頼りにしていけばいいのか、と恐れていた。しかし、始まりがあるものには終わりがある。最後まで見届けることが、その作品を好きになった者の義務なのであろう。
 もしも終わりが来なければ、人はずっと夢の中にいることができるのだろうか。それはそれで、苦しい気もする。

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