そもそもお土産の起源は何なんだろう。
その謎を解くべく、我々はアマゾンの奥地へと・・・・・・は行ってないです。
(セールには行きました)
はい。では気を取り直して。
お土産の起源は諸説あるようですが、浸透したのは、江戸時代のお伊勢参りのようです。
当時は、交通の便が悪く、今よりも費用も高額でした。
しかし一度は行ってみたい伊勢神宮参拝。
そこで村や仲間内で金銭を出し合い、代表者に参拝をお願いしていたようです。
代表者は祈願を終えると、宮笥(みやげ・お札を貼る板)を人数分購入し帰宅する。
土産は参拝の証拠でもあったわけです。
それが参拝客の増加と共に、出店や土地の品を持ち帰る文化へと変容し、現在の「お土産」になったようです。
調べていておもしろいと思ったのが、お土産が日本特有の文化であるという点です。
もちろん、海外にも旅先の品を持って帰る、という文化はあるそうが、自分の思い出用ということです。
日本のように配布する、という事はめずらしいのかもしれません。
起源については、
文献に登場したのは平安時代だの記載があるもの、
稲作による定住で土地ごとの特産品ができ、村に無いものを持ち帰ったことが起源とするものもありました。
(例えば、山に住む人にとって魚はレア、海辺に住む人にとって果物はレア)
物流や交通手段が発達しても「土地のものを持ち帰る」といった意味でのお土産は案外無くならないのかも、と思った調査結果でした。