少し落ち着いてきました
図書館で予約してた本が期限切れになってしまいました
なかなか読みたい時には読めないものです
そもそも自分は何かを読みたかったのか?
そんな気分でもあります
読書をするとどうしても感情を揺さぶられることが多いので
それよりもぼんやりとした日常に埋没していたい気持ちもあります
世の中のプロフェッショナルと呼ばれる人たちのように自分はなれない
自分は目の前にあるものと戦うだけで精一杯
誰かを教え導いたり正しいやり方を作り出すことはできない
しかしなんだかそれも悪くないような気分がします
岡本太郎のエッセイを読むとぞわぞわしますが、あのように生きるのは難しい
俺はやはりあれをやると誰かを巻き込むんじゃないかと思うんですね
まぁ巻き込むような人間関係がないのでおまえはやり得じゃん?って考え方もありそうですが…たしかに?
俺はマネージャーではなくプレイヤーだ!と雄叫びをあげるのもいいですが
問題は俺はプレイヤーとしても品質がよくないところにあります
しかしあくまで1プレイヤーとしてのたうち回って死ぬのが普通のことだと思えば
これはまったく自然なものの流れなのかもしれません
昔、誰かのために生きようと改心したけど全然うまくいかなくて自分のために戦う道に戻った男の話を書いたことがありますが
ああ、やはり作風の中に変えられないものというのはあるんだなぁと
そして俺の変えられないものは不幸と破滅を凝縮してただひたすらに味わうだけのものなので
きつくね?と思う所存であります
最近は何も書きたいと思えなくて
どうしたもんかなと思うんですが
ふと今までの作品で気づいたところに着目すると
たしかに俺が書くときの共通項はあるんですが
その作風を選ぶということは、誰からも評価されずのたうち回って死ぬということであります
もっと楽しい生き方はたくさんあるし、自分が愉快な人間であれば誰かを幸福にできるかもしれないのに
どこかで勝負したいと思っているのです