曽呂利　一二三

えー、曽呂利でございます。

あー、今回は5.5万PV記念と言う事で、途中で放置していたプリズマ州の略図を完成させてみました。

コトラス、ベルン、ルビンが東プリズマ三郡、アルザス、カレイド、ルヴィアが西プリズマ三郡と呼ばれています。
ちなみに、南のルヴィアとルビンを合わせて南プリズマ二郡、北の四つで北プリズマ四郡なんて呼び方もするそうです。

この南プリズマ二郡は農業が主要産業で、寒冷地向き穀物なんかを生産しています。プリズマ州の食料生産の大半がこの二郡で行われています。

北の四郡は大きな産業は無いのですが、アルザスとカレイドは州外信者の巡礼が結構な収入源になっています。プリズマ渓谷は内陸に進むにつれて高低差が小さくなり、イーリスヴィルの北辺りで普通の川になって橋で渡れる様になります。この橋を通ってエルフの信者が、プリズマ街道を通って国内の信者なんかが巡礼に訪れます。

イーリスヴィルを中心に東西に伸びるプリズマ街道と南に伸びるアルザス街道は、敷石で舗装された一級街道になっています。これはプリズマ州の併合時に記念事業として行われたのですが、もちろん善意ではありません。

二度の侵攻時にエルフのゲリラ戦に手を焼いた先王は、街道を大きく拡張する事で三度目は絶対に許さないと言う意思表示をした訳ですね。先王は凄く根に持つタイプだった様です(笑)

ちなみに、イーリスヴィルがあるのがアルザス郡なのは、イーリスヴィルは元々アルザスの町と呼ばれていたからです。南教はアルザスの人々を改宗させて名前を変えさせたのですが、先王は併合時に郡名や街道名に使うのを許しませんでした。先王は（以下略）

プリズマ州の玄関口はプリズマ街道とアルザス街道です。ですから、クロエの港が開かれる前のコトラスはノーザンの最辺境だった訳ですね。ソラリス街道は国際港湾都市ギダまで続いているのですが、ソラリス海沿岸には港に適した土地が無く、道中は漁村が点在するだけで寂れています。

この辺りをレオがどう変えて行くかも物語の面白さの一つですね。

そうなるといいなぁ(笑)