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命名裏話8:妃潟閑祝

命名裏話第8弾。リクエストがありましたので、家楼のほうに移ります。

主な出演作:家楼シリーズ
ふりがな:きさがた・ならしふ
本名:乃楽祝(なら・しゅう)
通称:キサ(ヨシツネ他大勢)、シュウ(キナイ)
シリーズ主人公との関係:お世話係、先代のお気に入り

名字ですが。
象潟(きさがた)という地名の音が気に入ったので、読みはそこからもらいまして、漢字を一部変えました。先代の妃みたいなものなので、妃という字が入ってます。

名前は。
家楼2作目(カクヨムでは未公開)『多詰みは足る』(たつみはたる)を書き始めた当初の設定では、下の名前が存在しなかったんですよね。もともと「ならしふ」という別の人を想定してたんですが、これは彼の別人格にしたほうがおもしろそうだと書きながら気づきまして。下の名前がそこで決まった感じです。設定段階でふわっとしてたものが、書いてく内に決まるいつものパターンです。

本名のほうですが。
「キサガタ」は、サダがいじめたせいで創られた新しい人格の名前なので、もともとの壊された人格のほうの名前が必要だなと、後から発想した経緯がありまして。無理繰り偽名の下の名前を二つに分けて、名字+名前にしてます。
漢字が「祝」なのが意味深ですよね。ビイベに「祝多」という人が出てきてますので、なんか関係があるんでしょうかね(深く考えていない)

ビイベの最終話で、キナイさんの正体が明らかになったので、余計に悲劇的な感じになってしまいましたよね。ぜんぶサダのせい?なのかもしれませんが。

彼について書くとだいぶ暗黒な話題にしかならないので、ここではあえて触れませんが、一つだけ。
彼の見た目が、能登教憂にそっくりという設定ですが。
キャラの生まれた(設定ができていた)順番は、能登君のほうが先です。んで、家楼シリーズ2作目を書くに当たって、キサガタさんのビジュアル設定をしたときに、意図せず能登君に似てしまったので、これはあとで使えるなと地獄を掘り進めてしまった感じですね。もしキャラデザをしたときに能登君にカケラも似ていない人物を書いていたとしたら、全然別の展開が待っていたでしょう。というイフのお話でした。

次回ですが。せっかく家楼のリクをもらったので、家楼キャラを行きましょうか。ネタバレのない範囲で触れていきます。というか、家楼のキャラは源平に造詣の深い方ならすぐにピンときていらっしゃるでしょうけどね。

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