この作品は、私にとって生まれて初めて書いた作品だけに、思い込みや執着のひと際強い作品でもある。
最初に書き始めたのは2016.7頃だったと記憶している。当初は短編作品のひとつとして書き始めたものだったが、気がついてみるといつの間にかシリーズ化していた。そんなわけで、いまでは自分でもライフワークのつもりで書いている。パラレル編が終わるとすぐに、同時進行的に書き始めた番外編「縄文に吹く風」と、「山本徹の青春」もプロローグ辺りまで書き始めて、いつものようにほっぼり出していたものだったが、どういう風の吹き回しかまた書き出していた。
自分で思うに私もそろそろいい歳になってきたので、書ける気力があるうちに完成させておきたいという、自己防衛本能?のようなものが働いて、私に書かせているのではないかと思っている。
と、云うようなわけで、いつまで続くのかいつまで持つのかは、私自身にも分からないが、それなりに一生懸命に書いて行きたいと考えている。
そもそも私が小説を書き始めたのは、赤井五郎さんという方が書かれた、amzonから出している小説がきっかけだったので、この場をお借りして氏にひと言お礼を述べて終わりにしたい。